皆さんこんにちは♪

 

今回は

 

質量と重さの違い

 

について解説しようと思います。

 

意外とこの二つの違いを混同してしまっている人は多いのではないでしょうか?

 

日常生活では、一緒と考えても支障はありません。

 

しかし、

 

物理学では違います。

 

1kgの物体を考えてみましょう。

 

ここで、

 

1kgは、質量

 

です。質量の単位はkgです。

 

ここで、重力加速度というものがあります。

 

簡単に言えば、地上の物体が地球の中心に向かって引っ張られる「度合い」を表します。

 

大きさと単位は、9.8m/s^2(単位はメートル毎秒毎秒です。m(メートル)をsの2乗(時間の2乗)で割っています。)

 

重さとは、1kgに9.8m/s^2を

 

かけたものです。

 

つまり、

 

1×9.8=9.8N(Nは、ニュートンと呼びます。)

 

が、1kgの物体の重さです。

 

1kgの物体に働く重力の大きさともいいます。(こちらの方が、高校では良く使われます。)

 

ニュートン(N)の単位は、

 

1(N)=1(kg×m/s^2)

 

です。

 

中学では、1kg重、1g重とか習った方もいると思います。

 

1kg重=9.8N、1g重=9.8÷1000=0.0098N(1kg=1000gだからです。)

 

です。

 

以上をまとめると、

 

・質量の単位はkg

 

・重さの単位はN

 

です。質量に9.8をかけたものが重さです。

 

もっと詳しく突っ込んで説明しなければいけませんが、それは次回以降に書きます。

 

ざっくり言うと今回説明したもので大丈夫です。

 

是非参考にしてみて下さい♪