このブログは全国的に見てくださっている方がいるみたいなので、この場を借りて言わせていただきたいのですが、物資買い占めは控えていただけるとありがたいです。仙台市の方はライフラインは復旧したと言え、未だに食糧確保は困難ですし、津波被害にあわれて避難所生活している地域は、仙台よりもはるかに苦しく厳しい生活をしております。

計画停電や原発の話題で不安になるのは分かります。しかし、災害が来てもいないのに、自分のことしか考えない行動をしていて、実際に災害が来たとき本当に助け合えるのでしょうか?

僕も、災害が来たらみんな個人のことを考えて、他人を押しのけていこうとするのだろうと思っていました。しかし、実際に被災してみて、一番心に染みたのは人々の優しさであり、みんなで助け合うことの重要さを痛感しました。

みんな食べる物が無い状況なのに、コンビニで必要以上に買い占めず、列を成しているお客さんを見たときには、この国の道徳心の高さを誇りに思えましたし、ご自身も被災者なのに炊き出しをしてくださって励ましてくれたおばちゃんの優しい言葉と、温かいみそ汁は本当に嬉しかったです。

また、日本各地での義援金活動や海外の方々のメッセージもすごく有りがたいし、胸に染みます。被災前は「こんなの偽善だろう?」と穿った見方をしていましたが、被災した立場になって初めて、「偽善だろうが何だろうがそんなの関係ない。ただみんなの気持ちがありがたい。」と思えました。

被災して良かった、なんて全く思いません。そんなの不謹慎です。ただ、被災の中で人々の優しさを垣間見ることができたのは自分にとっては良い経験になったと思います。