今日も昨日に引き続き、部屋に引きこもって読書。


以前からちびちび読んでいる「ブラックホールを見つけた男」を読んでいます。


やっと、第一部を読み終えたところですが、エディントンがものすごく傲慢・・。


自分の理論を守るためにチャンドラや他の天体物理学者に対して激しい攻撃を繰り広げていたみたいです。そのため、ディラックやボーアなど一級の物理学者も冷めた目で見ていたらしいですが、如何せん、天体物理の巨人だったため誰も逆らえなかったみたい。


エディントンって言ったら、皆既日食観測での一般相対論の検証で有名だし、最近学んだところではエディントン近似でも名前が残っていますが、その人間性については全く知りませんでした。


というか、科学上の発見は知っていても、発見者自体はよく知らないことは意外に多いです。


業績だけ知っていればよく、人なんて知らなくていいではないか?と思う人もいるかもしれませんが、僕は科学者の人間味あふれる話とか好きなので、業績だけではなく、発見者自身にも注目します。


それに、ある素晴らしい発見に至るまでには多くの人の実績や激しい議論が基になることも多く、発見当時の熱気を感じるのも面白い。


ということで、様々な物理学者が出てくるこの本は非常に読み応えがあります。


ちなみに恒星物理で習ったMilneを「ミルネ」と読んでいて、この本で「ミルン」と気付いたのは内緒です。


あと、70年前では物理学者と天体物理学者が区別されていたんですね。今ではそんなに区別がないとは思いますが、宇宙論では素粒子側と観測的宇宙論側では色合いが違いうと思います。


ちなみに、昔から原子核物理と恒星物理は密接だったみたいで、原子核の知識の発展が恒星物理にフィードバックされることで、恒星の知識も深まっていたみたいです。今でも中性子星や超新星爆発の研究とのつながりは深く、さらには素粒子レベルでつながっていますよね。


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