先ほど、ニュートリノの質量が決まると宇宙論的に何が嬉しいのか?と書きましたが、これではあたかも「あなた、宇宙論のために何ができるのか言ってみなさいよ」とニュートリノを小突いているイメージですね。ごめんなさい。
ちょっと、面白そうなpdfファイルを見つけたので貼り付けます。
http://tkynt2.phys.s.u-tokyo.ac.jp/21coe/presentation/saito.pdf
これを読んでいると、むしろ宇宙論からニュートリノの質量に制限を加えることができるみたいです。まぁ、ニュートリノの質量を測定することは標準模型を超えたモデルの構築に大きな一歩となるみたいなので、素粒子屋さんからしたら嬉しいんでしょうね。
ちなみにニュートリノに質量があると、ニュートリノを輻射成分ではなく物質成分として考えることになるため、宇宙膨張や物質の揺らぎに影響を与えるみたいですので、逆にそれらを宇宙論的な観測をすることによってニュートリノの質量に制限を加えていこうという話みたいです。
まぁ、詳しいことは上のURLに書いてあるので興味のある人は読んでみてください。中々面白い話が書かれています。
そんでもってこちらは、宇宙の晴れ上がり時のニュートリノの占める割合に関する記事です。
http://www.astroarts.co.jp/news/2008/03/17wmap/index-j.shtml
さらにおまけとしてダークマターの3次元分布に関する記事です。
http://www.astroarts.co.jp/news/2007/01/09darkmatter_subaru/index-j.shtml
銀河の周辺にはダークマターが多く分布しているみたいですが、やはり、ダークマターは銀河形成に影響を与えているんでしょうね。実際に銀河形成や発展とダークマター、ダークエネルギーの関係に関する研究もうちの大学ではC先生がやっているみたいです。
以上、僕的に面白かった記事紹介でした。