さて、今回が4セメ授業総括のラストです。
過去の総括は↓
http://ameblo.jp/physics/entry-10207405714.html
http://ameblo.jp/physics/entry-10208074971.html
今日で全部の授業の成績が出そろったので、残りの授業の紹介。
○相対論Ⅰ
相対論には二つあります。慣性系を取り扱った特殊相対論、加速度系にまで拡大した一般相対論。この授業では特殊相対論を取り扱います。
先生はニュートリノ加速器センターのY教授。Bファクトリーの実験にも関わっていてノーベル賞の小林先生とも面識があったり、ILCのアジア代表を務めている、実はとってもすごい先生です。
授業は先生手作りの、そう、手書きのプリント内容を板書するもので、プリントに書かれていないことをあまり述べないので、プリントがあれば勉強できます。そして、そのプリントが実に分かりやすい!!自然な形で相対論的力学、相対論的電磁気学まで学習することができます。
プリントには毎回、レポート問題が載っていて、それをプリントをもらった翌週に提出すれば5点獲得です。全部で10回レポート提出があったので、これだけで50点は稼げました。問題も特に難しいわけではなく、10分くらいで終えることができるため、いつもプリントをもらったらすぐに解いていました。
成績評価はテストとレポートなのですが、授業プリントの持ち込み可+レポートと同じでテスト問題も簡単だろうと思っていたらまさかのカウンターパンチを喰らい、6割くらいしかできませんでした・・・
成績の付け方はテスト五割、レポート五割とのことですが、「テストの出来によってその割合は変動する」と言っていました。おそらく今回はレポートの評価が高かったのでしょう。
天文学専攻は必修なのですが、特殊相対論の基礎を習得できるので、物理学科の人全員に受講を勧めます。
ちなみに一般相対論を取り扱った相対論Ⅱは7セメに天文学専攻のボスF教授が講義をされます。友人たちと5セメで受講する予定なので非常に楽しみです。
○天体物理学Ⅰ実習
天文学専攻の生徒にとって4セメで最大の難所にして、必修のため絶対に落とせない授業。
演習問題が配布され、指名された問題を毎回、黒板に書いて解いていくスタイル。では、指名されていない問題は解かなくてよいかというとそうでもなく、全ての問題を解いてレポートを提出しないといけないので実はヘビー。
全部で58問あり、問題の種類は天文学の基礎的な知識から始まって2体問題、銀河、宇宙論へと話のスケールがどんどん大きくなっていきます。僕は4セメ始まる前は宇宙論にしか興味がありませんでしたが、この授業を通して、様々の参考書を読んでいくうちに銀河への興味がどんどん広くなっていきました。
天文学への視野を広げることのできるいい授業だと思います。
また、データ整理やグラフを描く問題もあるため、自ずとExcelの使い方も習得できます。
ちなみに僕は冬休み期間中、クリスマス、正月も返上でずっと演習していました。
問題数が多いため、最後にまとめて解こうとすると撃沈します。そのためコツコツ問題を解いていくことをお勧めします。他人のレポートを写すという方法を考えるかもしれませんが、苦労して自力で問題を解くことにより、かなりの達成感と天文学への幅広い興味を得ることができるので、苦労しながら必死に問題に取り組むことをお勧めします。
また、この実習を通して、天文メンバーの団結は固まりますので、苦しさの中に楽しさのある授業です。