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ども。体調不良で大学を休み、(と言ってものどが痛い+外が吹雪いていたので外に出たくなかっただけ)、ひたすら部屋で読書をしていました。


ブログネタって同じようなネタばかり出していますよね・・・以前も時間に関するネタがありましたし。


まぁ、H.G.ウェルズの作品みたいな未来が待っているのかを見てみたいような気もしますが、やはり宇宙開闢まで戻り、インフレーションからビッグバンにいたる瞬間を見てみたいものです。そうすれば、ビッグバン論争にも決着ですわ。


インフレーションやビッグバンと言えば、最近


「宇宙の向こう側」(横山順一、竹内薫)


という本を読み始めマイスター。


内容は初期宇宙論に関することですね。横山先生の考え方が結構、僕に似ていて(と言ったら失礼か・・・)、竹内さんの考え方との対比によりそれがより明確になっているのが中々面白いです。


かなり分かりやすく書かれているので、文系の方でも頑張れば読めるんではないでしょうか?


ちなみに横山先生の研究室に実は興味を持っていましてね・・・初期宇宙やるんだったら、是非、行きたいと思っている研究室の一つです。


それにしても竹内さんと東大の同級生だったとは・・・意外と若いんですね。


大学時代の友人との対話を本に出す。そういうことをやってみたいものです。



ちなみにもう少し難し目の宇宙論の本で面白かったのは岩波新書から発売されている佐藤勝彦先生の


宇宙論入門


ですね。こちらは初期宇宙の理論的な話、そして最近の観測から分かってきていることの2本柱で構成されています。ただ、こちらは物理学を少し知っている人じゃないと敷居が高いのではないかと思います。


個人的には観測から理論へ制限を加えることに興味があるので後半の話が面白かったです。でも、後半のmultiverseの話は少し信じがたいですけどね。実証されて初めて科学的と言うと思うので、いかに理論が面白くてもそれが実証されないと・・・・


そういった意味では、竹内さんの


「黒い仮説、白い仮説」


を読んでみると良いかも。昨今、流行りのマイナスイオンや血液型占いなどについても述べられていますし、ブラックホールは直接的に観測したわけではないのに何故、存在していると思われているかについて述べられています。


それにしても、最近は血液型への関心度が高いのが理解できません。血液型で彼氏を選ぶ人の割合についてのアメーバニュースが以前、あったと思いますが、ますます理解できません。


市民はマスメディアを通して得た科学的な知識が「正しい」と思いがちですが、そうでないものもあるということを認識していないといけないと思います。それを科学的素養と言うのではないでしょうか?


話が少し脱線しましたが、佐藤先生の新書よりもさらに深い事が載っているのが、二間瀬先生の


「なっとくする宇宙論」


でしょう。こちらは最近、天体物理学実習のレポートを書く際に、宇宙論の話が出てきたので大まかな枠組みを知っておきたいと思って読み始めました。


実は、この手の類の本(なっとくする~とか分かる!!~、単位が取れる~!!など)は読まないんですが、この本に関しては、結構、信用できるのではないかと思います。ただ、数式がバンバン出てくるので敷居は結構、高いです。というか、何故、この本を読もうと思ったのかは想像にお任せします(笑)


この本を読み終えたら統計力学の勉強と並行して、池内先生の


「観測的宇宙論」


を読み、ある程度の知識をつけてからWeinbergの


「cosmology」


を読むというのが今年のささやかな目標ですね。


以上、さらっと本紹介でした。