ブログネタ:男と女の決定的な違いは?
参加中先ほど、録画していたNHKの裁判員制度に関するドキュメンタリーを見ていました。
模擬裁判を通して裁判員の方々がどのような決断をするのかを追った番組ですが、被告役や遺族の役の人がリアルな演技をしているため、あたかも本当な裁判のような雰囲気であり、裁判員の方々も真剣に取り組んでいました。
お金に困っている被告がある会社の社長宅に侵入し、たまたま社長に見つかったので殺害、そしてそれを見ていた妻も殺害したという事件で、妻の方への殺意は認めるものの夫への殺意は否定、争点は「夫への殺意はあったか?」ということで、法定刑としては死刑か無期懲役という実際にあった事件にある程度変更を加えた設定でした。
被告にも暴力団とのトラブルによる借金、そして脅迫といった情状酌量の余地があったり、被告の母親による嘆願などもあって、そう簡単に判決を決定できない裁判員達はかなり悩んでいました。しかし、被害者遺族側としては死刑を望むわけで、その間で苦悩する裁判員の姿がリアルで、本当に裁判員制度が始まったらこんな感じなんだろうなぁと思いました。
見ていて思ったのは、女性は感情的な面に目が行きがちだなぁということです。被告側の気持ちに立って決断しようとしているのが印象に残りました。別にそれが悪いというわけではありませんが、被告が同情を誘うような演技をしている可能性もある以上、被告側によりかかりすぎることは僕にはできないかなぁ。かといって、被害者側に寄りかかると、裁判が公平に行われなくなる可能性もあります。
この裁判員制度、裁判員がこれまで裁判官が背負ってきた苦悩を一緒に背負うみたいな感じがあるなぁというのが番組を見終わった時の率直な感想です。
そして、各人が裁判に対して、どのようなイメージを持っているのかも結構重要だと思います。裁判という場を国による法的な制裁という面を重視してみるか、被告の更生として刑を与えるかによって判断に違いが出てくるのではないでしょうか?
ただ、確実に言えるのは参加した人は今後、刑事事件の裁判に対して参加前とは違った見方で見るだろうということです。それが良いことなのか悪いことなのかは分かりませんが、この制度の真価が問われるのはもう少し後のことだと思います。
ちなみにその模擬裁判で裁判員達は死刑という判決を選択していました。でも、これはあくまで模擬裁判であり、実際の裁判で本当に死刑判決を言い渡せるのかという疑問はあります。現に、これまでに行われてきた模擬裁判では死刑判決を言い渡さない方が多かったらしいです。
色々と考えされる番組でした。