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理学部図書館にこもって友達と読書していました。んっ?友達と読書って変だな(笑)


日経サイエンス10月号を読んでいましたが、特集がタイトルにあるように自己組織化する時空でした。


皆さんご存じのように、一般相対論と量子力学は相性が悪く、未だに統一されておりません。そこで、一般相対論と量子力学を統一した理論、すなわち量子重力理論の候補としては有名な超ひも理論を筆頭にループ量子重力理論、ユークリッド量子重力理論、因果的動的単体分割理論があるそうです。


で、今回特集されていたのが因果的動的単体分割理論ですね。


そもそもユークリッド量子重力理論とは時間と空間を区別しない4次元空間としてとらえ、時空は構成要素に対して一般相対論と量子力学の要求する原理を与えると次々と時空の構成要素が自己組織化して次々と時空が構成されるという話らしいですが、シミュレーションした結果、無限次元の時空や二次元の時空が生まれることもあるそうで、これじゃ駄目だという話になりました。


そこで、考えたのがユークリッド的のように時間と空間を区別するのではなく、時間が1、空間が3と時間と空間を分離し、さらに最初から因果性を与えるという話です。


そうすると、時空の構成要素は因果関係を満たすように、すなわち時間の方向がばらばらにならずに一方向の向きを向くように自己組織化されていくということらしく、これをシミュレーションすると、きちんと4次元時空が構成されたため、著者達は非常に興奮したそうです。


時空が何故、4次元か?という問いは確かに人々を魅了しますよね。


ちなみにこの理論では宇宙項を仮定して考えます。


さて、理論は何か現象を予言しますが、この理論が予言するのは時空はそのスケールによって次元が変化するということです。


と、まぁ、僕なりに記事の内容をまとめてみましたが、あくまでこれは仮説にすぎないということです。何かしらの観測量を予言し、それを観測することができれば面白いんでしょうけどね。


まぁ、ぶっちゃけ実証できないだろうなぁというのが正直なところですけど・・・・