ルパン三世のOVA「ルパン三世 RED&GREEN」を見ました。


正直、過去の作品と比べるとかなり雰囲気が異色で、派手なアクションとかは控え、考えさせられる内容となっていました。


レッドのルパンとグリーンのルパンが出てきて、どちらが本物なのか?みたいな内容かなと最初は思っていたんですが、どうも違うようで、ルパンとは時代に応じて、作られるものみたいなことが言いたかったんじゃないのかな?


これまでのルパンは実は、一人一人違う人物で、その時代のルパンが存在していたんだと思います。この作品では、ルパンの時系列は考慮に入れているが、ルパン以外の人物は年を取っていないという設定だと思います。現に、時代の流れを意識させる発言や描写がところどころ出ていました。


次元の40年、マグナムを使っているという発言なんてお前、幾つだよと思いました(笑)


また、思うに古本屋の主人がオリジナルのルパンだったのではないかと思います。実際にルパンが年を取っているとすると、あのくらいのおじいさんになっているでしょうし。


その古本屋の主人が、


「いつだって粋でクールな男さ。少なくともルパンになってからはね。」


という発言をしていましたが、まさに今回の作品のテーマは「ルパンになる」ということがテーマだったと思います。


では、「ルパンになる」ということはどういうことのなのかというと、銭形や次元、その他の人々が、その人をルパンとして認識したときに、彼は「ルパンになる」ということなのではないでしょうか?


ネットを見ていると、この作品に対する批判が多いです。確かに派手なアクション、単純なストーリーではないという点においてはつまらないと思います。しかし、視聴者に考えさせるという点では面白いと思います。


昨日、カリオストロの城がやっていましたが、文句無しであの作品は面白いです。すでに5回くらいは見ています。しかし、今回の作品は、それとは少し違った大人の面白さがあるのではないかと思います。


個人的には過去のルパンが集まって、みんなで言い争いをしている時に


「お前なんか何も取っていないじゃないか」

「でも、結局、お前のヤマが一番有名なんだよな~」


という発言が、思いっきりカリオストロの城のことを言っていて面白かったです(笑)