ミンコフスキー時空というのがありまして、原点からの信号の速度は光速度以下ということで、原点の情報は光円錐上及びその内側には影響を及ぼすことができ、原点と因果関係を持つことが出来る領域のことを時間的(time-like)と言い、逆に光円錐の外側、すなわち、原点の事象と因果関係を持てない領域のことを空間的(space-like)と言います。


time-likeの話は事象が起きた順序というのが保たれているので分かりやすいのですが、問題はspace-likeの話なんですよね。ここでは、事象の順序が保たれず、どっちの事象が先に起きたんだという話になるんですね。一見、変な話ですがspace-likeの領域ににある事象は、原点の事象と因果関係がないので、どちらが先に起きたのか、あるいはどちらが後に起きたのかなんて意味が無いんです。


そもそも相対論では同時という概念に意味がなく、2つの事象がtime-likeかspace-likeかであることが大事なんです。


日常的な感覚を捨てないと、相対論の理解は難しいや。