「ぼくは算数しかできなかった」(小平邦彦)


ご存知、日本人初のフィールズ賞である小平邦彦先生の子供の頃からアメリカ時代、東大教授時代をつづった本です。


本人は算数しかできなかったとのことですが、彼レベルの「できる」というのは一流の仕事ができるということで、凡人である僕レベル「できる」「できない」の話ではないんですね。


小平先生の経歴を見ると、東大の数学科と物理学科を出ているんですね。彼の研究の「リーマン多様体の調和テンソル解析」も物理と関係がありそうです。


彼のアメリカ時代がたくさん書かれている「怠け数学者の記」の読もうかなと思います。


ちなみに、闘争時代に学生達から「専門バカ」と罵られたとき「専門バカではないバカはただのバカである」という言葉に思わずなるほどと思いました。