「反物質はいかに発見されたか」(丸善)

Diracの生涯と業績について書かれた本です。

色々と言いたいことがありますが、あえて一言、

「Diracの哲学ってすげぇ」

実験に基づいた理論作りなのではなく、数学的美しさに基づいた理論を作るところに彼の美学を感じます。

理論物理を学ぶ上での何かしらの方向性を感じました。

もちろん、実験結果が理論と合うことも大事と思いますよ。