高校時代は物理は大好きだったけど、どちらかと言うと化学は好きではなかった。(有機化学だけは好きだったが)。授業もほとんど聞いていなかったから、もちろん問題も解けなかった。

浪人時はひたすら化学をやったし、高名な石川先生に教わったから物理と同等、あるいはそれ以上にできるくらいまでなった。京大の化学の問題などは題材が面白く、解いていて楽しかったのだが、物理ほど興味を持つことはなく、単に問題が解けるというレベルだった。

それが最近変わりつつある。ライフサイエンスのツールとして化学を学ぶとおもしろいのだ。人間の生命現象を探るためには化学反応の理解は必須である。おそらく、医療系の学部ではみっちりやることになるだろう。

うちの大学は割と自由なので、最近、サイエンスを広範囲にわたり学ぶということが、自分の中の一つのテーマであり、数学的、物理学的手法を他の分野でも使うことがある。

それで感じたのだが、一つの学問として学ぶことが面白い分野もあれば、他とのつながりを意識して学ぶと面白い分野もあるということである。

受験生のみなさんは、入試に受かるという最大の目標があるため、学問を楽しむ余裕はないかもしれないが、今やっている勉強がどういう分野で使われているのかを意識すると新しい展望が開けてくるだろう。偏差値だけではなく、学問の楽しさも感じて欲しい。

学問は楽しいものというのを大学に入って強く感じているアイランドでした。