24.落ちてくる星たちよ
北朝鮮が衛星打ち上げに成功したそうで。
首都在住ながら情報が入ってこないので、夕方頃ネットで初めて知りました。
昔、よくあるミスで「人工衛生」なんて書いたのに採点ミスで丸になってたことがありまして・・・
ってな話は関係なく、とも書きたいですけども、せっかくなんで人工衛星のお話でもしましょうか。
物体が、地球からの引力と、自身の回転による遠心力のみが働くものとします。
(実際、コリオリ力とかももあるけど、ここでは省略)
ボールにしましょう。
投げたボールが落ちてくるのは重力のせい。ならば、月も地球に落ちてくるんじゃないのってのと同じ。
回転による遠心力と重力がうまく釣り合っているから、中心方向に移動しないんです。
月もね、落ちてるんです。
落ちてはくるんだけど、地球が丸いから(宗教上の理由で受け入れられない方はすみません)落下する前に横方向の移動によって落ち切らない。
ん?ちょっと違うけど・・・
ボールも思いっきり投げれば、重力と遠心力が釣り合って落ちてこない。これが人工衛星の原理。
式書くの面倒だけど(打ち込むのが面倒)、
m・g = m・ω×(ω×r) ・・・①
m:ボールの質量
g:重力加速度
ω:角速度
r:回転半径 (太字はベクトル表示)
ベクトルの外積とか説明するのも面倒(ぉぃ)ですが、この場合方向が等しいので、普通の掛け算だとして考えましょう。
で、データがないから数値を入れての計算はしないけど、これを第一宇宙速度と言って、大体秒速8km。
一秒間に8kmですから、ボールを投げるんじゃ無理。イチローでもシンジョーでも無理。当り前か。
吉本の、付き飛ばされた人が転がって反対側から戻ってくるのを、地球一周したと考えると、秒速8kmで飛ばされたことになり、殴った人は相当な腕力の持ち主ということになります。
なんか「空想科学読本」みたいになってきたから止めますが、転がってるわけだからそれ以上の腕力が必要。
ただ、この場合地表すれすれですから、建物や山にぶつかって終わりです。
しかも、地球じゃ空気抵抗があります。少し高い所を飛ばしても、徐々に減速して落下します。
前に聞いた話、高速で物体を移動させると、トムとジェリーみたいに、一瞬静止してから落下するそうです。ピンポン玉だとそんなに速くなくても実現できるそうです。
この衛星を、宇宙に出てからブースタを使って方向転換させると、地球上に落とすことができる。これがミサイルだそうです。
名月を とってくれろと 泣く子かな (ISSAこと小林一茶)
一旦NNASAに就職し、宇宙飛行士として月面着陸。隙を見て巨大ロケットランチャーを月に残し、上手く軌道をずらしてやれば原理的には不可能ではないです。
色々無視した式①だけじゃないので、手計算じゃほぼ不可能ですね。
コンピュータ使ってでも考えることが多過ぎて、うまくいく方がおかしいとすら思えます。
いくら北朝鮮といえども、宇宙から何するか分からなくとも、これも人類の進歩の証だと考えれば、これ自体は・・・何?打ち上げ失敗だって?