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世田谷区の筋肉治療院【フィジカルテックス】の松岡です。
今回は、歌手のレディー・ガガさんが【線維筋痛症】であると公表し、活動休止となった出来事についてです。
まず、線維筋痛症とはどんな病気なのか?
線維筋痛症は、慢性的に身体に痛みを引き起こし、軽度であれば日常生活は可能ですが、重度になると全身に激痛を感じ、生きていくのも辛いほどの病気です。
原因は不明ですが診断基準には指定部位の圧痛や、血液検査等で他の疾患の可能性を排除することで診断されます。(実際はガイドライン通りにやると、誰でも痛いと感じるので、この検査が本当に役立っているのか疑問ですが、、、)
通常の鎮痛薬では効果が無く、病院では抗うつ薬や向精神薬の処方が一般的です。
しかし、これらの薬も一時的な効果(約3か月)は確認されていますが、それ以降は徐々に効果が薄れ、かつ薬の副作用から断薬が困難となるケースがたびたびあります。
線維筋痛症と非常によく似た病気が存在する!
それは【筋膜性疼痛症候群】(MPS)です。
これは、トリガーポイントと呼ばれる筋肉のしこりが原因となり、症状は線維筋痛症とかなり似ています。
上記の線維筋痛症は、確実に病気を特定する検査がないため、診断が非常に難しく、実は筋膜性疼痛症候群であることが少なくありません。
そして、この筋膜性疼痛症候群は非常に多くの方に見られます。
それは、原因として筋肉の循環不全による虚血があげられるため、誰にでも容易に起こりえるからです。また、ケガなどの自覚できる原因がなくても起こることから、原因不明とされることもあります。
線維筋痛症と筋膜性疼痛症候群の違いに、トリガーポイントの有無が挙げられます。
【トリガーポイントとは?】
痛みの引き金となる部位のところで、実際に痛みのある部分とは別の部位に存在します。
押したりすると、感じている痛みの再現が起こります。
実際に押された時の感覚としては、
・すごく痛いけど効いている
・押されたところから別の部分に痛みが響く
などがあります。
線維筋痛症の患者にはトリガーポイントが無いとされますが、本当にトリガーポイントが無いのか?
実際は多くの場合でトリガーポイントが確認され、このことから最近では多くの線維筋痛症の診断が誤診であり、実際は筋膜性疼痛症候群であるとも言われています。
筋膜性疼痛症候群の治療法は?
原因がトリガーポイントなので感作状態(過敏になっている)から脱感作(落ち着かせる)させる必要があります。
方法は、
・トリガーポイント鍼治療
・的確な徒手療法、マッサージ等
ペインクリニックでは、薬剤(もしくは生理食塩水)を入れることもありますが、最近の研究ではトリガーポイントに針が当たることに意味があり、薬による効果は確認できません。(薬があってもなくても効果が同じ)
現在の薬物に頼った対症療法では、残念ながら根本の解決にはなりません。
長期間服用することによる依存や耐性によって苦しむこともあります。
第一選択はペインクリニックでも良いと思います。
しかし、なかなか改善しない場合は、セカンドオピニオンとして当院へお問い合わせください。
痛みは大変辛い症状です。
仕事、家庭といった大切なあなたの生活を変えてしまいます。
違和感があれば早期の受診がおすすめです。
●慢性的な痛み
●痛み止めが効きにくい痛み
●原因不明の痛み
要注意です。
PS
線維筋痛症も筋膜性疼痛症候群も、痛みが発生している筋肉には、筋の収縮が起こっています。
持続的な筋収縮は、エネルギーを枯渇させ筋肉が元に戻れなくなってしまいます。
固くなった筋肉はより一層血液が流れにくくなります。
どんどん悪循環となっていくので、早く治療を開始することが何よりも大切なのです。
放っておいて良くなることはありません。
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