熟練した理学療法士だからできること/
合理的な「姿勢」と「動き」を作る
すべての人間は地球の重力にさらされながら日常生活を営んでいます。
元々人間の身体には、重力に順応して自由に動きまわれるように、最も効率の良い姿勢や動作を可能にするメカニズムが備わっています。
しかし、仕事や家事で体を動かしていると、無意識のうちに無理な姿勢や窮屈な体の使い方をしてしまいがちです。人間の体にとって合理的でない姿勢や動きを繰り返していると、筋肉や関節が悲鳴をあげて肩や腰や膝の痛みなどの苦痛が現れてきます。
この状態を我慢して放置し続ければ、肩関節周囲炎や変形性膝関節症、椎間板ヘルニアといった様々な病気や傷害につながってしまいます。
病気や怪我で入院治療の後、医療リハビリテーションが終わって自宅で生活している方ならなおさら、体をスムーズに動かしにくくなっています。
頑張れば頑張るほど体に過剰な負担をかけ続けてしまって、ますます体の動きが悪くなったり、痛みが出てくるなどの二次的な障害につながってしまいます。
障害予防リハビリテーション
運動リハビリテーションの真髄は、「人が地球上で楽に動き続けるために、合理的な体の使い方を身につけるよう導くことである」と考えています。
障害予防リハビリテーションでは、身体運動学・発達運動学・神経生理学などの学問や各種の運動療法理論に基づいた高度なリハビリテーション技術を駆使して、理にかなった体の動きに導くお手伝いをさせていただきます。