こんにちは。

全身を連動させてパフォーマンスを最大化する全身連動セラピスト・爲永尊です。

 

先日は、遠く茨城から

「イップスで思うようにボールが投げられない」

とお悩みの高校球児が来院されました。

 

ポジションは外野。

半年前から守備の練習や遠投で力を込めて投げようとすると地面に叩きつけてしまったり、すっぽ抜けてあらぬ方向に投げてしまったりしてしまうとのことでした。

症状を聴いていくと、ボールを握る力が上手く入らない、と。

身体の状態を確認すると、右股関節が連動性を失い、右足に体重が載らなくなっていました。

 

寝転がって脱力した状態では強く握れません。

立ち上がって腰を落とし、下半身でしっかり踏ん張った状態だと強く握れます。

このように握力は足との連動性の影響を強く受けます。

 

彼の場合、右足が連動しないことで握る力が上手く入らなくなってしまったことがイップスの原因でした。

調子が良かった時の感覚で握ると握る力が弱いためすっぽ抜けてしまう。

そのため強く握ろうとすると力が入り過ぎ、地面に叩きつけてしまう、といったように。

右股関節を中心に身体全体の機能を改善し、全身が無理なく連動するように施術をすると、握力は普通に入るようになり、硬球で実際に投げてもらっても真ん中・四隅と正確に投げられるようになりました。

(当院では院内で実際に硬球を投げて感覚を確認できます)

イップスの原因は身体が連動性を失った結果、力の調節が上手くできなくなっていることです。

精神的なものに感じられるものも、実際には心理変化で自律神経が興奮し、全身が連動していれば入るはずのない肩の筋肉(僧帽筋)に力が入ってしまうためです。

足の力が利用できなかったり、肩に力が入ったりと、全身が連動していないと身体に意図せず傾きが生まれ、力の伝達ができなくなるため、負荷をかけて引っ張るといくら力を込めても上手く力が入らず、かえってバランスを崩してしまいます。

全身が連動していると身体に傾きは生まれず、全身で生み出した力を最大限利用できるため力強く引っ張ることができます。

私たちの身体は、足の小指一本機能障害を起こしているだけで本来の能力が発揮できなくなるほど繊細です。

例えば仰向けに寝たとき、片方または両方のつま先が極端に開いていませんか?

これは股関節の筋肉が機能障害を起こしている証拠です。

「機能障害を起こしている筋肉」の機能を改善し、全身を連動させるだけで力の調節が上手くできるようになり、イップスを克服することができます。

もうイップスで悩む必要はありません。

すぐに克服できます。

お気軽にご相談ください。

 

全身を連動させてパフォーマンスを最大化する治療院

和心道

https://www.pse-washindo.com/

たった3ステップでイメージ通り正確に動けて最小エネルギーで最大のパワーが発揮できるようになる

パフォーマンス最大化プログラム

https://www.pse-washindo.com/max-performance/