スキーによるACL損傷 | スタッフブログ

こんにちは、佐々木です。


先週は競技スキーをされている方の膝関節前十字靭帯(ACL)断裂やスノーボーダーの肘関節後方脱臼された方のご連絡が相次ぎました。


改めて傷害予防の必要性を感じています。


スキーは前十字靭帯(ACL)発生頻度が高い競技の一つで、1日100,000人のスキーヤーに対して70件のACL損傷が報告されているのが現状です。


スキーにおけるACL損傷は特殊なもので、転倒時にスキー板からの回旋・内反・外反などの介達力が膝に作用して起こる介達型と呼ばれるものがほとんどです。


損傷のメカニズムとしては


・膝関節外反外旋強制


・ブーツ誘発型前方引き出し


・ファントムフット・メカニズム(膝関節屈曲内旋強制)


の3種類に分類されます。

この中でもファントムフット・メカニズムが最も受傷頻度が高く、スキー板の間に後方へ転倒することで生じます。


トレーニングなどの傷害予防プログラムはもちろん大切ですが、以下に挙げる転倒方法に注意することでも回避することができます。


1.転倒時、脚を伸ばさず曲げておく

2.転倒して滑り落ち、止まる前に立とうとしない

3.手から着地しない

4.着地できるかわからないままジャンプしない

5.着地は両脚で、膝を曲げる


至って普通のことですが、再度この5つを頭に入れておくだけでも傷害の発生頻度を低くすることができます。


これから雪山に行かれる方は是非メモってから出かけてください!!



今日はこの後、腰痛の方のリハビリを担当させていただいた後、懇親会に向かいます走る人