ボウラーズサムBowler's thumb)について


ボウリングの痛み・怪我はフィジック恵比寿|広尾

ボウリングで親指を痛めた経験のある方が少なくないのではないでしょうか。
今回はボウリングに特有な親指の障害について書いていきます。


■ボウラーズサムとは
ボウリングで親指に痛みや痺れが出る障害を、ボウラーズサムと呼びます。
主な症状として


・親指の内側の痛み。
・親指と人​​差し指の間の痛み。
・親指の先端部がうずく感覚。
・親指のしびれ感。


などが挙げられます。


■原因とメカニズム
親指でボールを掴んでしまうと、長母指屈筋という筋肉が過剰に収縮します。
その結果、リリース時にサムホールの縁と長母指屈筋腱の間で強い摩擦力が発生します。
摩擦力は長母指屈筋腱を肥厚させ、近くにある神経を刺激しますので、痛みや痺れが親指に出るのです。


近くにある神経というのは、正中神経から枝分かれした「拇指の固有掌側指神経」という神経で、親指の腹側の感覚を支配しています。


■カイロプラクティックでできること
一言で言えば、歪みを正すことが重要です。
指、手首、肘、頚椎、骨盤などの関節をしっかり矯正することをオススメします。


体には拮抗抑制(きっこうよくせい)という現象があります。
ある筋肉が収縮されると、反対側で別の筋肉がゆるむ、という現象です。
この現象は筋肉の腱周辺に分布しているセンサーが正常に働くことが条件です。
体の歪みは、このセンサーの働きを低下させ、拮抗抑制のバランスを崩します。
これはフォームの不安定に繋がるといえるでしょう。
カイロプラクティックには、こうした現象を正常化させる働きがあります。


また、手首のカップが甘い場合も、親指は力みやすくなるため、ボウラーズサムになり易いと考えられます。
筋力不足や、ボウリングフォームの修正などが必要ですが、体の歪みを取り除いておくことが前提です。


親指の痛みでは、ドリリングの見直しなども必要だと思われます。
これはボウリングのプロにお任せしますが、体のことはお気軽にご相談下さい。



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