脛骨疲労骨折におけるLIPUS治療の症例 | あすも院長の思うところ

あすも院長の思うところ

鍼灸、マッサージ、トリガーポイント、腰痛治療、ぎっくり腰、脊柱管狭窄症、かっさ、リンパ、不妊、妊婦、マタニティ、産後、美容鍼、美顔鍼、寝違い、頭痛、肩こり、五十肩、ダイエット、リハビリ、ストレッチ、自律神経、リラックス、免疫力、機能改善、体質改善

どうも、あすも院長です。ニコ

 

5月も後半に入り、快適に過ごせる陽気になってきましたね。

 

気分が高まると体を動かしたくなりますね。

 

ついつい走りたくなります!

 

 

 

さて、今回紹介するのは、 LIPUSの治療の一例です。

 

LIPUS: Low-intensity Pulsed Ultrasound Stimulation (低出力超音波パルス療法)

 

簡単にいえば、超音波治療なのですが、LIPUSの特徴は骨折の治癒速度を40%アップさせることが可能と言われており臨床的にも非常に有効なツールだと考えられます。

 

 

30代男性・会社員(*本人よりブログに使用する画像掲載の承諾はいただいております)

 

<症例>右下腿骨疲労骨折

 

●初診日2018/1/23

昨年9月に右脚のスネの痛みが強くなったため、整形外科を受診。

X-rayとMRI検査を行い、右脛骨に出血と亀裂が認められ、疲労骨折との診断を受ける。

 

本人曰く、趣味でマラソンをしており、継続的にトレーニング(ランニング)を行っていたが、

痛みがありつつも我慢しながら長期間走り続けた結果、疲労骨折を受傷したと説明。

9月から11月までリハビリ科で療養を受けていたが、12月に軽く走ったところ痛くて10分くらいで止めてしまったという。

再度、年が明けてX-rayを撮るが骨折線が鮮明に残っており、あまり良く回復してなかったため当院へ来院。

本格的にLIPUS治療を行いたいとの要望でした。

 

分類>脛骨骨折中下1/3境界部骨折(疾走型)

治療>週2〜3回を目指し、毎回20分のLIPUS治療を行った。

 

●2018/2/13

3週間経過。8回の治療の後の状態をエコーで見てみた。

緑の矢印が骨折線。結構はっきり黒く写っているが、

初診日に撮ったエコーと比べてもそう大差はない状態だった。

 

●5〜6週以降は痛みの様子を伺いながら、

軽いジョギングやプールでのエクササイズを行いながら

コンディションを整えていた様子。

 

●2018/4/11

11週間経過。30回目の治療後のエコー。

ピンクの矢印が骨折線。前回の時よりも骨折線がいくらか白っぽく見える。

骨癒合が進んだものとみられる。

 

●2018/4/20

13週目。本日、計34回目の治療を行う。

翌日整形外科を受診しX-ray検査を行うとのこと。

結果次第で医師と相談の上、競技復帰するかどうかを検討するとのことで

LIPUS治療はこれで終了することにした。

 

もしまだ不安や問題があるようだったら来院するように伝えたが、

再来院していないので、無事に競技復帰したものと思われる。

 

 

●考察

今回のケースは治療期間が長かったため、LIPUSが明確に有効であったかどうかを判定するのが難しい。

骨の亀裂が思いの外、重度であったということも時間のかかった理由であろう。

しかし、去年整形外科でリハビリを3ヶ月間行っても状況が改善しなかったことを考えると、

以後当院におけるLIPUS治療が功を奏したという見方はできると思う。

LIPUS治療を重ねることで、痛みや違和感が和らぎ、徐々にコンディショニングトレーニングを行うことができ

患者本人の気持ちも前向きになっていたということも、ただ骨癒合をじっと待つよりはずっと意義があったように思われる。まさに攻めの治療と言えるのではないだろうか。

 

 

骨折を40%早く回復!音譜

 

品川駅徒歩5分 →→ → あすもはりきゅう整骨院