先月、『三叉神経痛』と診断された患者さまが当院に来院されました。
三叉神経痛は顔面部に痛みをきたす病気で、血管が神経を圧迫して起こるものが原因の多くと言われています。
80代(♀)
右側頭部〜おでこ、右側口唇付近が痛み始め、まず耳鼻咽喉科に受診したが、蓄膿症ではないと言われ痛み止めの薬を処方されるも、特に症状は改善しないため、翌週に脳神経外科を受診。そこで「三叉神経痛」と診断され、テグレトール(三叉神経痛薬)を処方される。数日服用するものの、副作用による「ふらつき」が強く出てしまうため、服用を止める。
薬では症状も改善が見られなかったため、鍼灸治療でなんとかならないかということで当院に来院されました。
治療経過(治療期間は2週間)
【1回目】顔面部と上肢下肢の治療穴への刺鍼を行った。第1枝と第3枝領域に強く痛みを訴えていたが、全領域へ施術を行う。施術直後は効果のほどがよくわからないとのことだった。
【2回目】前回の治療の後に、痛みが全体的に軽減してきたが、まだ痛みがあるとのこと。前回の来院時よりは表情に笑顔が見られた。治療内容は1回目とほぼ変えずに施術を行う。
【3回目】前回の治療により、頭部〜おでこの痛みは消失。口唇の上下の痛みがまだ残っている。頭部の症状は消えたものの、念のため全体的な施術を繰り返す。
【4回目】痛みは顎関節部(下関のあたり)と上唇に痛みが残っているが、全体的にだいぶ良くなっている。第2枝領域への施術を主に行う。
4回目の治療の後、症状もだいぶ緩和してきたこともあり、患者自身も少し様子を見たいということで、治療を終了することした。症状が再度悪化したらまた来院するとのことでしたが、最後の治療から2週間経ち、音沙汰がないので症状は落ち着いているものと思われます。
顔面部の鍼治療は、三叉神経痛の他に顔面神経麻痺や顎関節症などがあります。お困りの方は、ぜひご相談ください。
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あすもはりきゅう整骨院