臨床ノート02『コンパートメント症候群』 | あすも院長の思うところ

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鍼灸師や柔道整復師は、医師が行う「診断」はできません。得意げ
ただ、そうであろうと推測しながら、日々臨床を行っているわけでして・・・

今回は、運動部の学生さん。部活中に急に脚が痛くなり、歩けなくなるほどになったということでした。症状から推測するに...


「下腿のコンパートメント症候群」

*下腿(つまり膝から下の脚)とあえて言うのは、前腕のコンパートメント症候群というものも存在するからです。

下腿のコンパートメントは、前方・外側・後方(浅・深部)の4区画に分けられます。(コンパートメントというのは、区画を意味する)




コンパートメント症候群とは、骨損傷、筋損傷、血管損傷などにより、この区画内の組織内圧が上昇し、組織の循環不全が生じ、筋、神経組織の機能障害をもたらすものをいいます。

受傷機序が明らかなものだけでなく、突然の激痛と機能障害が出現するものもあるので注意が必要です。

急性型>下腿骨骨折、打撲、筋挫傷などの外傷により組織の浮腫が生じた結果、筋区画の内圧が上昇し循環障害が発生する。症状は、疼痛(歩行が困難になるほどの急激な強い疼痛)、感覚障害、運動障害、動脈本幹の動脈拍動は触知可能。筋の壊死が生じる可能性があるので、直ちに医療機関での治療が必要となる。

慢性型>ランニングなどの運動に伴い筋区画内圧が上昇する。症状は、運動時の疼痛、圧痛、下腿の緊張など。所見が乏しいため、シンスプリントと間違えられやすいが、ランニング前後での疼痛の有無などによりある程度区別は可能。

治療は、急性型の場合、観血的治療が必要な場合があるが、慢性型では、運動を中止し安静にすることで症状が消失する。物理療法やストレッチなども有効か。ただし、RICEの中の圧迫・挙上は避けるべき。



ケアとして、運動前の入念なウォームアップ、下腿のストレッチ、足底板(インソール)装着などがあげられます。


ポイントとしては、急性型は危険なケース(筋壊死)があるため、歩けなくなるくらいの激痛が出た場合は、直接病院(整形外科)へ行くことをおすすめいたします。



自分での見極めが難しいときは、まずご連絡ください。音譜


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