こんばんは。
Albertです。
今更ながら、Ubuntu 9.10をインストールしました。
(今月にはUbuntu 10.4がリリースするのに、ホント今更です・・・
)日本語TeX(ptex)を使いたいため、VineもUbuntuも使っていた僕ですが、ここのところは研究室の都合上仕方なくVine一本。
ですが卒研も終わり、所有するパソコンの数も増えましたので、久しぶりにUbuntuを入れてみたわけです

僕が最後に使ったUbuntuは8.04~8.10の期間。
そのころからすでに1年以上経ったわけで、その間にUbuntuにもさまざまな機能が追加されていたようです。
その中で僕がひときわ注目したのは、ds9とROOTをaptでインストールできること

(ds9 http://hea-www.harvard.edu/RD/ds9/)
(ROOT http://root.cern.ch/drupal/)
OctaveやR、gimpやInckscapeとかはaptでインストールできても驚きません。
相当需要も高いし、解説書まで販売しているからです。
ですが、ROOTとds9は需要の数が圧倒的に少ないでしょ

ここで簡単にROOTとds9の説明。
ROOTはCERNで作られているソフトウェアで、C++をベースにしています。
CERNが作成しただけあって、主に高エネルギー物理を解析するときに必要となる(あると便利な)ソフトです。
ds9は主に天文で使われる、Fitsと呼ばれる特殊なファイル形式で保存された画像ファイルを見ることのできるビューワーです。
いぜんこのブログに載せましたMrk501の画像も、このds9と呼ばれるソフトで作成したものです。
ようするに、このソフトを使う人は、
高エネルギー物理or天文学者or高エネルギー天体
つまり、
一部の物理学者しかいないんです(笑)
どんだけ狭いコミュニティーを狙っているのだろうか・・・。
それとも、物理学者や天文学者はUbuntuを使えということか

まぁなんにしても、こんな狭いコミュニティーを狙うとは、恐るべきUbuntu。
これからも愛用させていただきます。
では。