Excel関数とのつきあいは随分長く、初任からずっと扱ってきた。何を最初にマスターしたかというと、かの有名なvlookup関数である。はっきりいってこの関数さえ理解すれば、すべての関数が使えるようになるといっていい。
もちろん最終的には数学的な素養が必要で、先日投稿した標準正規分布表から逆関数でzをひっぱってくるなど目の当たりにする。ここでは、関数の基本のなるvlookup関数の説明をする。
Excel「関数」とはなにか。簡単に言えば、ある範囲の中に代入する(アクション)と、もう1つが決まる(リアクション)というものだ。
関数とは、例えば次のようなものををイメージしてほしい。
自動販売機に100円を入れる(アクション)と
ソフトドリンクがでる。(リアクション)
湯呑みの熱い湯にふれる(アクション)と
熱い(リアクション)。
スイッチをオンにする(アクション)と
灯りがつく(リアクション)。
体に刺激がある(アクション)と
反応がある(リアクション)。
関数がわかったところで、vlookup関数を見て見よう。
vlookup(検査値x,範囲,列y,FALSE)
日本語訳すると、
「検査値xを、この範囲内のy列目から、完全一致で探しなさい」
関数を入力しているときは、いつもこのように考えている。
検索はExcel関数の醍醐味なので、身につけてほしい。