運動の第3法則は、作用反作用の法則。


「物体Aが物体Bに力F1を及ぼすと、物体Bが物体Aに同じ大きさで反対向きの力F2を及ぼす。」


例えば、

人が壁に右向きに大きさ10Nの力を及ぼすと

壁が人に左向きに大きさ10Nの力を及ぼす。


国語的に見れば、主体と客体が入れ替わっている。


これが作用反作用の法則だ。

なるほど、理解は簡単だ。でも実際にこの法則使って力をもれなく見つけ出すとなると、生徒は書けないことが多い。力を全て見つけ出せる生徒は、物理のセンスがあると言っていい。力を見つけだせない生徒は運動方程式も立てれないので、ここでしっかりトレーニングしてほしい。先程の主体と客体の関係は、大きな道標となるはずた。


ひと昔前は、先生が生徒をゲンコツすると、先生も同じだけコブシが痛い。(心も痛い。)

と言ったものだ。