腰部の問題を抱えてコンディショニングにこれらる方がいらっしゃいます
近くの病院では腰部にロールを入れて寝る、腰部にロール入れて座る、腹ばいで寝る、腹ばいで寝て上体を起こして腰を反らす体操などいろいろな形でマッケンジー法を指導されています・・・そして効果がないだけでなく症状を悪化させているケースもあります![]()
こうなる原因は、マッケンジー法を良く学ばず、理解も出来ていない状態で患者さんに指導している人たちがいるからだと思います![]()
マッケンジー法の診察では、患者さんの体に良い影響を与える運動方向を探し、その運動方向への動きを繰り返すことで痛みやしびれなどの症状が和らぐことを確認したうえで、運動を指導します
診察したことでマッケンジー法では治療が難しいと思われた場合には、その他の治療法も紹介されると思います
きちんとマッケンジー法を学ばれた先生方ならそうされます
『腰が痛いです』 → 『じゃあ、腰にロールを入れて寝てください』・・・
とはなりません
ちなみうちに来られたお客様でマッケンジー法を指導されて症状が良くならなかった方たちは、脊柱管狭窄症でした
みのもんたさんが腰痛のため立っていられなくなって手術されたアレです
脊柱管狭窄症では座っていて腰が丸くなっていると楽なんですが、立って腰が反ると神経への圧迫が増し痛くなり、立っている、歩くといったことがツラくなっていきます
こういった患者さんに腰部にロールを入れて腰を反らしたりすると、症状が悪化するのは当然ですよね
マッケンジー法というのは
むか~し、むか~し、シリアクス医師のもとでマニュアルセラピーの修業をしたカルテンボーンさん、パリスさん、メイトランドさんといった理学療法士の中にマッケンジーさんもいらっしゃいまして、修行が終わったあとマッケンジーさんはニュージーランドでそれを発展させてマッケンジー法を確立されたらしいです
興味のある方は国際マッケンジー協会の日本支部のページがありますのでご覧ください
私はマッケンジー法は学んではいないのですが、マニュアルセラピーの基礎は同じですし、マッケンジー法をきちんと学んでいるセラピストも知っていますし、
なにより、一つのコンセプトを臨床で使いこなすためには多くの学習量と練習量と経験が必要なことを知っているからこそ、良く学びもせずに臨床で使うと失敗することも分かるんです
ちなみにマニュアルセラピーというのは
マニュアルが『手・徒手』
セラピーが『療法・治療』ですので
体におこる問題を手術や薬ではなく、手によって解決する治療法のことをいいます
もちろん実際には手術や薬などと併せて行うこともあります
がんこな側彎症で背骨が曲がっていて手術をするケースでは
手術前にマニュアルセラピーで組織を柔軟にして背骨の動きを良くしておくことで背骨の矯正をする手術がやりやすくなったりします
まあ、これはドイツの場合で日本ではあまりやられてないかもしれませんが・・・
この分野のことを書き出すと止まりませんので、ここらで強制終了します