建築士の生態についてまとめます。
建築士と聞くと頭が良くて、年収1000万以上で、おしゃれで、無印のネックセーターやヘンプシャツ着て、コンクリート打ちっぱなしの事務所で、イームズのラウンジチェアに座って、白い建築模型を眺めるイメージですが、現実は過酷みたいです。
現実は高卒でもなれるし、年収は400万位で、残業過多。
開業しても集客できずに2年で廃業可能性も高い。
建築士の免許には1級と2級と木造があります。
1級は全ての建物、2級は延床300㎡以下(住宅なら5階建て位)、木造は木造のみ建てれるので注文住宅を建てるにはどれでも大丈夫です。
大学偏差値では無く、資格取得難易度の偏差値ですが
77 弁護士
75 税理士
74 医師
----難関の壁----
69 競馬騎手
68 ボートレーサー
67 獣医
66 一級建築士
64 天気予報士
63 歯科医師
62 薬剤師、小学校教員
58 保育士
57 宅建
56 二級建築士、木造建築士
55 ケアマネジャー
53 インテリアコーディネーター
建築士は会社で働きながら試験受ける難易度がありますが、1級建築士で獣医さん位、2級建築士は保育士さん以下の難易度。
注文住宅購入者は世帯年収1000万超えが多いので、出身大学も偏差値60以上が多いはず。それを考えると二級建築士だと話が合わない可能性も、、、
開業している建築士は一級が殆どです。
また建築士の生態として重要なのは建築の学校に住宅専攻が無い事。
つまり、住宅に詳しい建築士はいない。
素人から見ると、建築と言えば個人の家ですが、大学等で学ぶのは公共施設、商業施設などの大型施設が建築のメイン。
大学等で建築士が学ぶのは設計・構造・設備の3つで、
設計⇒公共、商業施設の設計、街作りや自治体の環境、集客計画
構造⇒構造、材料
設備⇒空調、照明、音響、給排水
設計の一部として住宅設計があるだけ。
なので有名な個人住宅は少なく、あっても建築家の自宅や別荘だったりする訳です。
また、RC鉄骨のデザインは強いが、木造の住宅はデザインも弱く、気密断熱への理解も建築士は低い。
(建もの探訪でも未だに引き違い窓使う建築士ばかり)
そこで、個人宅をメインにした建築士が表れ「日本に合った住宅」を目指す建築士が表れて一世風靡しました。伊礼先生と中村先生です。
特に伊礼先生の影響は凄まじく、国内の多くの建築士系工務店、高高住宅系工務店は伊礼系を元にデザインされています。
現代の日本住宅の最適解=伊礼系住宅だとさえ個人的には思っています。
(自分の家は伊礼系では無いですが
)
そして、住宅の設備に対して専門家(高気密高断熱)の建築士も生まれました。
松尾先生と前先生(東大)です。
ただ、残念なのは建築がアートの側面もある為か、建築士事務所を開設する様な建築士は自己愛が強く、サイエンス(科学)とクラフト(経験)に学ぼうとしない。
松尾先生や前先生から学ぼうとはせずに断熱もZEHで止まってる方が殆ど。
次は建築士事務所に注文住宅を依頼した場合の利点欠点についてまとめます。



