マイホームを建てるにあたって、自分は5年間色々な事を調べまくりましたが、

 

 そもそも情報を知って建てるのと、知らずに建てるのはどちらが良いのか?

結論から言うと知って建てるべきだと思います。

 

 山口周さんの本(世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?)に載っていた話ですが、 

 

 

 の共通部分を大人に聞くと、「電球」「電気」「ランプ」などと答えますが、 

 

 子供に聞くと「エ」と正しく答えるそうです。

 (電気工事の「工」をカタカナの「エ」で入力している)

 

 情報を知っているが故に正解を間違う例です。

 

 これだけ知ると、色々調べずに気に入った建築会社にお任せが正しい気がします。

 

 ですが、ここからは自分の解釈で、上記の様に「工」と「エ」のひっかけがあると学んだ場合、人は似た他の問題に間違えなくなります。

 

 情報と経験が合わさると違う事にも対応できる

 

 家は建てて終わりで無く、建てた後も管理や修復、家具や家電の変更等があります。 

 

建築会社や建築士にお任せにした方は自分で何かを選択する事が出来ずに、バランスの悪い家具や食器を設置したりします。

 

 マネキン一式の服を買っても、着こなしの経験値が上がらないのと同じです。

 

 マイホームを建てるのに

言語、数値化出来る情報(サイエンス、クラフト)

 建築会社の違い、土地の法律、間取り、工法の違い、気密断熱、施行不良、家具のサイズ、家電の機能、インテリア、外構、火災保険、税金など

 

 言語化、数値化出来ない情報(アート)

 体感的な心地よさ(温度、湿度とは別)、キッチン、照明機器や家具の好み、壁紙やタイルの好み、植物の好み、色使いの好み、色の合わせ方、

素材感の好み、明度陰影、高さ奥行の感じ方、ぬけ、こもり、臭い、音漏れ、手触り感、素材の劣化差、

 

 と分けた場合、サイエンス、クラフトの部分は調べまくり、逆にアートの部分は自分の感性に従うのが最適解だと自分は思っています。

 

 ただ、サイエンス、クラフトの部分も断熱気密だけ調べ過ぎて、家具のサイズは何も分からないだと全く無意味なので、バランス良く調べる事も大切だと思います。