読解力について
本日は以前にもご紹介させて頂きました療法士コラム
読解力についてのお話しです
読解力とはその名の通り文章などを読み解く能力のことです。
小学生の読解力は重要です。
鍛えると国語以外の教科の成績も伸るという統計的データが多くあります。
では読解力を鍛えるには
もちろん読書です
読書は脳内の異なる分野間の新たなつながりを促進し、脳の言語処理を司る分野間でコミュニケーションが増えることが分かっています
さらに感覚情報を処理する体性感覚野にも長期的な変化をもたらす事も分かってきました。
お子さんがあまり本を読まないなら、あなた自身が読書をする習慣をつけましょう。
厚生労働省が2009年に行なった「第8回21世紀出生児縦断調査」では、
親の読書数が多いとお子様の読書数も増えることがわかっています
お子様は身近にいる大人の習慣を真似します。
ではどのような本を読めばよいのか
興味のある本、漫画でも充分読解力は身に付きます
1日10分からで構いません。親子で読書の時間をつくってみてはいかがでしょうか
言語聴覚士 吉村 健一