80(良い)、60(まあまあ)、30(いまいち)

40 生き残った6人によると
35 量産型リコ

20 あなたはだんだん欲しくなる

20 しろめし修行僧
20 ミヤコが京都にやって来た!~ふたりの夏~

15 イケメン共よ メシを喰え

15 家庭教師のトラコ
15 少年のアビス
15 ワンナイト・モーニング

10 オカルトの森へようこそ

10 彼女、お借りします
10 競争の番人
10 メンタル強め美女白川さん
05 あなたのブツが、ここに
05 『OTHELLO』(オセロ)
05 高良くんと天城くん

 

(感想)
二宮崇はもっさりしているけど、二宮健は良かった。関えり香には良い印象がない。井口昇、狗飼恭子が良くなかった。

冒頭、白熊が追いかけていた容疑者の男に突き飛ばされた女の子(競争の番人、1話)、加藤柚凪(家庭教師のトラコ、5話)が涙を絞り出していた。

竹野内豊が俳優として賞を獲ったというニュースを観て、「ん?」と思ったけど、何という事はない吉本興業の京都国際映画祭だった。

生き残った6人によると
良かった。倉悠貴、桜田ひより、髙石あかりが良かった。
ビーストの手紙が転々とする流れが自然だった(2話)。軽いNGワードがあったけど、ラストは良かった(3話)。住人達の衝突の描き方が安直で雑だった(5話)。

量産型リコ
テンポが良かった。畑中翔太は「お耳に合いましたら。」も良かった。“量産型”(1話)は受け売り感があったけど、“サイコ”、“「序」「破」まで見ました”(3話)は良かった(マンボウやしろ)。“五感ショールーム”(2話、ゴージャス村上)、“よろしく伝えないでね”(7話、オコチャ)が良かった。石川恵里加、藤井夏恋、マギー、望月歩が良かった。与田祐希も良かったけど、表情は固かった。ただ、今回はそれがプラスに働いていた。
給湯室での浅井が鼻に付いた(1話)。そういう設定ではあったけど、憎めない感じを出すことも出来たはず。途中、入ってきた中野は良かった。大石が良かった(5話)。「同じクラスだったら、どっちも話しかけない」はリアル。浅井と璃子のズレた会話が良かった(9話)。ジムも良かった。暗示が良かった(10話)。コンペ、告白の結末も良かった。

 

あなたはだんだん欲しくなる
意外に観れた。
5話(イナガキマサヒロ、伊藤良一)が良くなかった。本番であんなミスをする人はいない。しかも、以前、本番で勝手なことをするな、と言われていたのに。8話(森山あけみ、川村清人)が少し良かった。

 

しろめし修行僧
可もなく不可もなく、だった。このドラマに限って、という感じはするけど、岡部大が良かった。
1話のラストは蛇足だった。2話、8話は取って付けたような話だった。6話のラストも、少しやり過ぎていた。もう少しあっさり描いてほしかった。7話(根本ノンジ)はNGワード連発だった。同じファインエンターテイメントの「彼女、お借りします」にもNGワードがあった。10話は、パロディ、オマージュとして中途半端だった。

 

ミヤコが京都にやって来た!~ふたりの夏~

もっさりはしていたけど、同じABCの「彼女、お借りします」「『OTHELLO』(オセロ)」と比べると、ちゃんとしていた。ますだおかだ増田、おいでやす小田は要らなかった。

 

イケメン共よ メシを喰え
イマイチだった。筧美和子は良かった。違和感は薄かったけど、食べるシーンに、後で音を付けるのはいただけない。

細見賢人に途轍もないオヤジセリフがあった(4話、ニシオカ・ト・ニール)。婚約者があまりにも、だった(9話)。


家庭教師のトラコ
もっさりしていた。典型的な日本テレビのドラマだった。遊川和彦の脚本は古い。橋本愛を最初に観たとき、すごい棒読みだと思った。それなのに演技論を語り出しそうな佇まいをしていることにすっかり閉口したのを覚えている。その後も棒読みが続いたけど、「リトル・フォレスト」では独白が多いこともあってか、少し良かった。ただ今回、また元に戻ってしまった。日本テレビのドラマがそうさせるのか、個性的なキャラクターだったので、役作りをしたことでボロが出たのか。

新・信長公記~ノブナガくんと私~
予告を観て、読売テレビのドラマだし、大スベリしていると思ったけど、観てみたらそこまでではなかった。ただ、1時間はしんどかった。30分の深夜ドラマなら丁度良かったかも。「うちの執事が言うことには」の永瀬廉は近年稀に見る棒読みだった。「おかえりモネ」ではジャニーズのアイドルにしか見えなかったけど、一応、演技にはなっていた。でも、今回は粗が目に付いた。

純愛ディソナンス
もっさりしていた。吉川愛は作品に恵まれない。演技自体は悪くないんだけど、チープなイメージが付いてしまった。武井咲とダブる。

初恋の悪魔
脚本は締め切りに追われて無理矢理、捻り出した感じだったし、演出はもっさりしていた。典型的な日本テレビのドラマ、坂元裕二の脚本だった。

少年のアビス
事前予告は良かったけど、蓋を開けたらいつものホリプロのドラマだった。もっさりしていた。北野日奈子は、学芸会という程ではなかったけど、煙草は板に付いていなかった。完全に吹かしていた。松井玲奈は、もう少し出来る人だと思うんだけど、あと一歩、突き抜けない感じが続いている。本田望結は少し頑張ってはいたけど、もっさりしていた。
ナギが衣装を脱ぐシーンに、もう少し時間を割いてもよかったかも(1話)。セリフの「アフピル」は薄っぺらかった(2話)。おじさんが無理して若者言葉を使ってみた感じ、というか。秋山茶舗に来た男性客に品がなかった(3話)。夜の公園でのキスシーンがアイドル、だった(4話)。深夜のファミレスで煙草を吸うナギがチープだった(5話)。

ワンナイト・モーニング
イマイチだった。SNSで話題の漫画、という感じだった。池田朱那(5話)、佐藤ひなた(6話)、石橋菜津美(7話)が良かった。

芋生悠(1話)は良かったけど、似ている人の印象が良くない。伊藤万理華(2話)が良かった。ただ黒髪でもよかったかも。金髪は安直。ラストはイマイチだった。4話がペラペラだった。牛丼屋の男性客に品がなかった。土手でタマゴサンドを食べるシーンは自己満演出になっていた(5話)。観たいのはそっちじゃない。6話もチープだった。詩織がアレを持ち出すのがチープだった(7話)。どん底だった、でよかったと思う。照明も凝り過ぎていた。コンビニの女性客に品がなかった(8話)。穂乃果も感謝し過ぎ。そこまでではない。学食での学生の陰口も品がなかった。2人のコンプレックスも薄っぺらかった。

 

オカルトの森へようこそ
グダグダだった。白石晃士が鼻に付いた。堀田真由は良かった。

彼女、お借りします
もっさりしていた。いかにも阿相クミコの脚本、ファインエンターテイメント、ABCのドラマだった。映像もゴリゴリに加工されていた。ハッシュタグの演出はセンスがなかった。和の口調(若者言葉)も古かった。
「本当の水原千鶴」はステレオタイプだったけど、「俺が悪い」は良かった(1話)。阿相クミコといえば、のNGワードがあった(4話、5話)。

競争の番人
良くなかった。「元彼の遺言状」は、1話は良かったけど、「競争の番人」は、1話から良くなかった。「セブンルール」を観て、新川帆立には好感を持っていたんだけど、まるで池井戸潤だった。フジテレビがドラマ化にあたって、また余計なオリジナル要素を入れたにしても良くなかった。丑尾健太郎の脚本がチープだった。ドラマ自体は観ていないんだけど、「半沢直樹」「下町ロケット」も、こんな感じだったのかな。「ラブジェネレーション」が「ロングバケーション」の劣化コピーだったように、八津弘幸は良かったけど、丑尾がダメにした可能性も。時代劇、大衆演劇のような勧善懲悪にゲンナリした。説明セリフも多かった。演出(相沢秀幸)も稚拙だった。杏の演技は、少し形にはなってきたけど、まだ最初に観たときの棒読みの印象が残っていて違和感はある。アクション(護身術)はイマイチだった。小池栄子は一時期、良いと思ったけど、小池栄子が強くて小池栄子にしか見えない。
安藤の病室で小勝負と白熊が黒いパーカーの人物と鉢合わせになるシーンは、てっきり、ただの見舞客というパターンだと思ったけど(3話)。4話(神田優、森脇智延)が一段と良くなかった。全て(夜道で揉み合っただけなのに、写真を見ただけで同一人物だと気付く白熊。ダイロクの聞き取り調査に対する下請け企業の社長たちの同じ反応。ダイロクに来た柴野に対して感情的になる白熊。自ら、白熊と会ったことがあると言いだす柴野。ダイロクに来た検事。価格改定提案書の備考)がチープだった。最後、野球大会の応援席に集合する関係者のシーンは恥ずかしくて観ていられなかった。

メンタル強め美女白川さん
良くなかった。脚本(狗飼恭子、下田悠子)はペラペラ、演出(池田千尋)はもっさりしていた。野呂佳代は演技もイマイチだし、野呂佳代にしか見えない。秋元才加もイマイチだった。
同僚の陰口(本人に丸聞こえ)に品がなかった(1話)。

あなたのブツが、ここに
良くなかった。脚本(櫻井剛)、演出(盆子原誠、梛川善郎、佐原裕貴)が稚拙だった。唯一、毎田暖乃は良かった。武田が、あまりにも記号化されたキャラクターだった。

大樹の除菌スプレー(5話、9話)、咲妃のマスク(12話)は、やり過ぎていて、もはや悪趣味だった。「恋せぬふたり」とダブった。NHKのドラマ、という感じだった。

『OTHELLO』(オセロ)。
目も当てられなかった。ありきたりのホラーだった。鈴木光司の原作、脚本もさることながら井口昇の演出がチープだった。生駒里奈は良いところもあったけど、まだ学芸会のところも。村瀬紗英は完全に学芸会だった。鈴木光司は悪乗りが過ぎた(4話)。
エリカの追加オーディションでのダンスがもっさりしていた(1話)。暗い部屋でビデオを見たあと、ひとみが明かりを点けようとして、いきなりスイッチを連打していたけど、まず点かないのを確認してから、だと思う(1話)。

高良くんと天城くん
グダグダだった。設定が古い。映像もゴリゴリに加工されていた。典型的なMBSのドラマのダメなパターン。吉野主には良い印象がない。KADOKAWAも、アレだし。