80(良い)、60(まあまあ)、30(いまいち)

45 今夜、わたしはカラダで恋をする。
35 青野くんに触りたいから死にたい

30 あせとせっけん
30 ミステリと言う勿れ
25 おしゃ家ソムリエおしゃ子!2
25 しずかちゃんとパパ
25 ワカコ酒 Season6
20 卒業タイムリミット
20 真夜中にハロー!
20 liar
15 愛しい嘘~優しい闇~
15 ファイトソング
10 しもべえ
10 つまり好きって言いたいんだけど、
10 ハレ婚。
05 恋せぬふたり

(雑感)
「恋せぬふたり」は大きく振りかぶり過ぎていた。「明日、私は誰かのカノジョ」「ファイトソング」もあざとかった。「しずかちゃんとパパ」はまあまあだった。

大村仁望、後藤庸介、玉田真也、大歳倫弘が良かった。遠山絵梨香、吉田恵里香には良い印象がない。

「元彼の遺言状」(1話)はまあまあだったけど、「やんごとなき一族」(1話)はグダグダだった。原作の差なのかな。「六本木クラス」は嫌な予感しかしない。

今夜、わたしはカラダで恋をする。
良かった。寺本莉緒と美山加恋が良かった。意外性があった。大沼亮介には感情移入できた。1話30分で観たかった。

青野くんに触りたいから死にたい
良かった。髙橋ひかるが良かった。演技は正直拙かったけど、それが魅力に繋がっていた。神尾楓珠、佐藤勝利、里々佳も良かった。ところどころに良いセリフがあった。カッターの件は好きになれなかった。

あせとせっけん
悪くなかった。大原優乃は頑張っていたけど少し背伸びしていた感じも。工藤遥、佐藤寛太、中田絢千は良かった。経理部長が格好良かった。 映像は加工されていたけど、まあ観れなくはなかった。

8話(井上テテ)の、ファミレスで再会した小学校の同級生が少し、しつこかった。むしろ、あだ名の件は忘れていてもよかったかも。

ミステリと言う勿れ
フジテレビ、月9、大映テレビにしては、ちゃんとしていた。原作の力なのかな。原作は読んでいないけど、風呂光の恋愛要素は要らなかった。作品を安っぽくしていた。菅田将暉が語っているのを観ると「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」(武藤将吾)が頭を過る。あれは良くなかった。全く共感できなかった。ヒコロヒーの演技が学芸会だった。門脇麦は演技が上手くないと思う。早乙女太一はイメージが良くない。船越英一郎も本人の印象が強くて、役として観辛い。

久能の見解は、1つ1つは良いんだけど、バスの乗客1人1人に対して、続けて聴くと説教臭さが増してお腹いっぱいになった(2話)。1話に1つでいい。4話と5話が良かった。9話のカレーは不謹慎だと思う。いつも謎解きに関して久能に丸投げなのに、蔦薫平を頭ごなしに批判する風呂光にイラッとした(8話)。警部に助けを求めるのも遅過ぎた(11話)。

おしゃ家ソムリエおしゃ子!2
ドラマとしては軽くスベっていたけど、西野亮廣(1話)、ラピュタ(9話)、わぁ~!!(10話)は良かった。5話(岩崎う大)が悪くなかった。8話(村上純)はイマイチだった。MEGUMIの演技はイマイチだった。

しずかちゃんとパパ
良いところはあった。中島裕翔、吉岡里帆が良かった。手話、コーダ、デベロッパーを上手くドラマに取り入れることが出来ていた。

ファミレス店員の陰口(1話)は品がなかった。真琴も安っぽかった。「砕け散るところを見せてあげる」(SABU)の同級生も品がなかった。「まともじゃないのは君も一緒」(前田弘二)の同級生の陰口は微笑ましかった。

ワカコ酒 Season6
映像が黄色かった。最初は店の照明の都合かと思ったけど自宅のシーンも、だったので、カラコレ(関口和久)なのかな。Season5までは自然だったのに。完全に改悪。「おしゃ家ソムリエおしゃ子!2」「真夜中にハロー!」の映像もゴリゴリに加工されていた。「女子グルメバーガー部」ではハンバーガーを食べるシーンに、後で音を付けていた。テレビ東京もセンスがない。正直不動産(NHK、テレパック)の福原遥と山下智久、BookLiveのCMの橋本環奈の映像もゴリゴリに加工されている。「THE FIRST TAKE」も大層なことを言っているけど、映像は普通に加工されていて冷める。

 

卒業タイムリミット
イマイチだったけど、それなりではあった。クロちゃん、滝沢カレン、本間朋晃。芸能人の演技はイマイチだった。

生配信を観ていた黒川がスクショを撮ることに気付いたのは良かった(4話)。ただ、黒川が最後ギリギリで気付いた感じだったけど、5話の冒頭では普通に高畑が録画したことになっていた。「配信」と「動画が送られてくる」のは違うと思う(8話)。奨学金の件は好きになれなかった(15話)。目的の場所に着くまでの展開にイライラした(17話)。引き延ばしが過ぎた。「宇部!よけろ!」も、とっさには出てこないと思う(17話)。せいぜい「危ない!」とかじゃないかな。そもそも駐車場の入り口で車はそこまでスピードを出さない。

真夜中にハロー!
全く期待していなかったけど前半のドラマ部分は意外とちゃんとしていた。脚本(大歳倫弘)の力かも。5話のキャストに面倒臭い名前の人がいた。

liar
脚本と演出がちゃんとしていた。見上愛が良かった。市川一哉は好きになれなかった。オラオラ系にしても、もう少し魅力的に描くことは出来なかったのかな。女性漫画が過ぎた。山谷花純は、演技は良かったけど、役としては安っぽかった。最終話が好きになれなかった。一気に話が安っぽくなってしまった。

愛しい嘘~優しい闇~
もっさりしていた。いかにもテレビ朝日、MMJというドラマだった。松村沙友理は、演技も役もチープだった。

ファイトソング
ありきたりだったし、もっさりしていた。聴神経腫瘍はあざとい。交通事故も微妙。試合中の怪我、でよかったと思う。岡田惠和が北川悦吏子になってしまった。あれは禁断の扉、麻薬だと思う。軽い気持ちで手を出すと常習になってしまう、というか。菊池風磨はジャニーズのアイドル、 という感じだった。清原果耶の空手は大学から始めました、という感じだった。藤原さくらはまあまあだった。

春樹の屋上のシーン(1話)は観ていられなかった。安易にあれを描いて欲しくない。悪趣味、不謹慎だと思う。ヒデと俊哉のネタはもっさりしていた。花枝の「恋愛偏差値ゼロ」は良いんだけど、「恋愛経験ゼロ」となると、一気におじさんが書いた脚本感が。それならせめて春樹のほうもゼロにするとか。実質そんな感じだったけど。「don't forget me 一発屋さん登場!」(7話)は、もう少しオブラートに包んでもよかったかも。

しもべえ
もっさりしていた。いかにもNHKのドラマだった。原作(村田ひろゆき)にも問題はありそうだけど、脚本(荒木哉仁、遠山絵梨香)が安っぽかった。「シリアス医療ドラマになりそうですがご心配なくw」「しもべえは何者なのか?(今言うな)」。サブタイトルもスベっていた。

康子の上司が陳腐だった(3話)。

つまり好きって言いたいんだけど、
ペラペラ、グダグダだった。宮尾俊太郎がもっさりしていた。

千歳が教室で声を荒げるシーン(1話)は観ていられなかった。3話(梅田みか、棚澤孝義)の「いつまでもライダー俳優なんて言われても仕方ない」「本物の演技がしたい」はチープだった。憑依型の女優(8話)、ワークショップ(9話)もチープだった。

ハレ婚。
グダグダだった。設定に感情移入出来なかった。二宮崇は「マイラブ・マイベイカー」「ゆるキャン△」「ひとりで飲めるもん!」、山田佳奈は「タイトル、拒絶」(映画)も良くなかった。柳ゆり菜はグラビアアイドルが抜けない。浅川梨奈もイマイチだった。浅川は「僕らは恋がヘタすぎる」は良かったのに、また逆戻りしてしまった。

恋せぬふたり
大きく振りかぶり過ぎていた。言葉(アロマンティック・アセクシュアル)が先行していた。そして、完全に持て余していた。坪田文(HUGっと!プリキュア)と全く同じパターン。鼻についた。それにしてもお粗末な脚本(吉田恵里香)だった。向田邦子賞は、ない。

元カレとヨリを戻したことを報告した千鶴が最後、声を荒げる必要はなかったし、別れ際のセリフがあまりにも、だった(1話)。咲子の同居提案(2話)が唐突だった。「アオとハルのお弁当箱」の同居に至る過程は割と自然だった。古い価値観の母、やたら”普通”を強調する妹の夫、それを受けてのカミングアウト(2話)は、見え見えの茶番だった。「だって、俺の女だから」から始まって、アンケートを勝手に見たり、仕事終わりに尾行したり。カズの単純化、記号化は目に余った。

改めて1時間ドラマは脚本だな、と。良い原作があれば尚更というか。オリジナルストーリーはハードルが高い。

 

湯浅政明が良い。吉田玲子は上田誠と比べると明らかに見劣りするけど「きみと、波にのれたら」は悪くなかった。吉田は良い印象もあったんだけど「猫の恩返し」が良くなかった。上田も「グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ」の竹野航平は酷かった。逆に、新海誠、細田守は最近パッとしない。明らかに限界が見える。プロの脚本家を雇ったほうがいいと思う。細田は奥寺佐渡子が抜けて以降(バケモノの子、未来のミライ)、作品の質が落ちたし、新海も「天気の子」は良くなかった。
宮崎駿は後半、原作探しに苦労していたし、押井守はまず、脚本(セリフ)の部分が錆び付いた。幾原邦彦にもさすがに限界が見える。「輪るピングドラム」「ユリ熊嵐」はまあまあだったけど、「さらざんまい」はイマイチだった。

 

情熱大陸によれば「橋本環奈がコミックやアニメの実写版にキャスティングされることが多いのは現実を超越した世界観を演じきれる彼女の感性によるところが大きい」らしい。それはない。ただのアイドル俳優、CMタレントにしか見えない。「一発OKがとにかく多い」というのも気になった。だから、いつまでたっても演技が上手くならないんじゃないかな。ただセリフが言えればいいというものではない。橋本がインタビューで、初舞台に際して小栗旬と長澤まさみの名前を挙げていた。本人的にはそういう認識なのか。そのステージにはいないと思う。せいぜい藤原紀香(サザエさん)とか乃木坂46が相応しい。

西野七瀬の「役作りのために人生初のヘアブリーチ」「初めて、人の頭を叩き、タバコを吸う」も「“俳優”としての覚悟」というよりは、演技初挑戦のアイドル、でしかなかった。