先日の世界大会において、
Miss Universe 2016が決まりました。
Miss Franceです。
私がミス・ユニバースを知った2006年から
もう10年が経つことになります。
10年前は、
毎晩涙で枕を濡らしていました。
自分が大嫌いすぎて
髪が黒いことや日本人であることなど、
私が持てるもの全てが醜いと思っていました。
信じられないくらい
泣いていました。
今の日常では考えられないくらい、
今とは真逆の精神状態で
毎日を送っていました。
Miss Universe の使命とは何か
世間の評価でよく聞く言葉があります。
「もっと綺麗な人、いっぱいいるよね」
もっと綺麗な人???
ミス・ユニバースを知らない人の発言ですね。
美人コンテストではありません。
モデルへの登竜門でもありません。
ファッションショーでもなければ
有名人気取りする場でもありません。
若い女性たちへ伝えること...
あなたはもう十分に素晴らしく
特別で
生きる価値ある存在である
これがミス・ユニバースの仕事です。
どれだけ多くの女性たちが
自分の過小評価や
生まれた国の方針のために虐げられた人生や
男性の目を気にしすぎた生き方や
メディアにコントロールされた身体づくりなどを
してきているのでしょうか。
ミス・ユニバースは、
オピニオンリーダーとして世界中の、
特に若い女性たちの手本となるべき存在です。
むしろ、
美しい
だけでは到底やっていけない世界なのです。
人間の造形美コンテストではありませんから。
ミス・ユニバースは、
美しいバービー人形を選ぶコンテストではありません。
もちろん世の中には女性を値踏みするようなコンテストはたくさんあるでしょう。
ミス・ユニバースは、
そのようなコンテストとは一線を画します。