先月、乗ってみたかった新幹線のグランクラスに乗りました。


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普通車、グリーン車とは値段がだいぶ違いますが、
どういう空間とサービス、どんな利用客がいるのだろうと思い、利用しました。


グランクラスとは、東北・北海道新幹線、北陸新幹線に設置されており、


一列車に18席のみの飛行機でいうファーストクラスのようなものです。

東北新幹線のシートは、JALのファーストクラスシートなどを手掛けるドイツの会社等の共同開発だそうです。
(ものすごく気持ちがいいです!)

アテンダントからワインなどのドリンク、軽食、アイマスクやひざ掛けなどのサービスを受けられます。

詳しくは外部サイトのこちらを参照してください。



空間は落ち着いた印象
サービスはアテンダントに大変よくしていただいた
利用客はスマートで礼儀正しい


私が想像していた通りの時間を
過ごせました。
旅の疲労もあって半分は寝てました(笑)




“同じ「移動」なのに、そんなにお金を払ってわざわざ上のクラスに乗るなんて、馬鹿げている”

“ただの優越感か”

という意見もあるでしょう。



そこが今日の本題です。





結論は、どういう視点から見るかで異なります。




物事を俯瞰して見た時は、
あれもこれもただの “モノ” です。

そこに良いも悪いもありません。
価値もクラスもありません。

それなのになんだかんだと意味付けしていく人間たちを、俯瞰している状態になります。





物事を“お金”で判断する時は、
“奪う見方”が存在します。

少しでも自分の手元にお金が残り、
少しでも相手の手元からお金を奪いたい、
またはお金さえあれば何でも解決できる

これが「キセル」「過度な値段交渉」
「泥棒」「カネで女(男)を釣る」
「無断キャンセル」「詐欺」に値します。





自分との相談・自己愛・自尊心は、
・長時間の着座による心身へのストレス
・同じ移動で混雑が目に見えているなら快適な方を選ぼう
・好奇心
・単純にそういう空間が好きだから


などです。


高価といわれるものほど、こういった考え方がより顕著に分かれていくでしょう。



どれも個人の選択です。


それぞれに正義があって、
ひとつに正義を持てば他のものは自動的に
対立・悪となるでしょう。
そこから争いが発生します。

価値観は恐ろしいものです。


領土や権力もそうですよね。



色んな角度から見て具体と抽象を繰り返し、
自分にとって心地よくて必要なものを
残していきたいですね。

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