●フルーツは最後に食べる
●食事中に色んなものを同時に食べる
●夜食を食べる
●食事後、極度に眠くなる
一つでも当てはまればピンチです。
消化には、私たちが思っているよりも多くのエネルギーを要します。
食後に眠くなるのは、体が消化というエネルギーをフルで稼働しているからです。
ベストパフォーマンス、ベストコンディションを目指す人にとって、食後にすぐ眠くなったり摂ったはずの栄養素がきちんと作用してなかったりするのは問題です。
消化を左右する要素(主に3つ)
1. 食べる順番
2. 食べる時間帯
3. 食べるもの
本日はこの食べる順番について考えていきましょう。
食べものは、それぞれ消化に必要な時間が異なり、15分くらいのものもあれば50分かかるものもあります。
それを食事中に逆に食べたり混ぜて食べると消化の際にさまざまな不都合が生じます。
消化に時間がかかるものを最初に食べて、その後に消化が早いものを食べてしまうと...
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胃の中の状態
【消化が遅いもの】
胃の中にとどまる・時間をかけて消化
【消化が早いもの】
消化が始まらない間に発酵→腐敗→有害物質化
これでは、せっかくそれぞれに栄養があるにもかかわらず逆効果になってしまいます。
これを踏まえると、理想的な順番は...
くだもの→野菜→炭水化物・肉、魚、穀類
要するに消化の早い順です。
面白いことに、順番を意識して食べると今自分が何を食べようとしているのかに意識がいきます。
例えば...
これは人参だ、野菜だ、こういう効果がある、これから体内に入る、消化が始まる、栄養が行き渡る...
そうすると、目の前の食べものに感謝するようになります。
自分の体内でどうなっていくのか想像することで、自分が命の恵みを受けていると思うことができます。
ということは、説明がつかないような加工食品や栄養がおよそ思いつかないようなジャンクフードは、要するに体内に入れたところでどうなるのか、説明の必要もないでしょう。
食事が、ひとつひとつの食べもの、命と向き合う優しい時間になったら素敵ですね
