blog繋がりのKちゃんからお話を頂いて

幸運にも 労せずして ナマ舟木さんを拝ませて頂くことになった。


南座は ウチから歩き20分ちょっとで ご町内のようなものだけど

歌舞伎で通うぐらいでコンサートは旧京都会館によく行った。


赤い大きな提灯🏮の下で待っていてくださったのはSさんで

「はじめまして〜」

舟木ファンネットワークの賜物だった。





ステージの舟木さんを見たのは 全く初めて。

「おしゃべりは程々にして… ノンストップで…」とかなんとか

聴くと観るに徹したから メモはしてないのだけど

私もファン層に入る年齢で 曲のほとんどは知っているし

聴きながら懐かしい思い出が様々浮かんできた。

「昭和」のおなじみの曲たち。


舟木さんの歌唱力は 物凄い。

80歳? ウソでしょ❣️

どうしてこんなによく通るのだろう…

オペラグラスで 顔ばかり見ていた。

真剣な目の力。本気だ。





左6の桟敷席からは 全体がよく見渡せた。

落ち着いた大人の雰囲気で ごちゃごちゃ動きがなく

適度な暗ささえも 心地よかった。


ところが!!

「銭形の親分」のテーマ曲が流れ始めると お客さまは総立ちで

頭の上で手拍子が始まったのだ!

え! 何なの コレ❣️

どーしたのよ?


♬🎶〜男だったらひとつにかけるぅ〜〜


さっきまで 内心心配しながら見ていた一階席の 体が “く”の字になっちゃった

おばあちゃんが 腰を揺らせて踊り始めた!!

な〜るほど これが「舟木ワールド」❣️

皆さん元気なはずだわ〜


近くの席のSさんに聞いてみた。

「もう何年ぐらいなの 歴」

「30年」

「さ、30年! 人生のほとんどを舟木さんと生きてきたのね」

「そう 全部行ってる」


もう一度 聞いてみた。

「確か 純くんていう 息子さんいらしたでしょう?」

Sさんはすかさず スマホを見せてくれた…

そこには 立派に成長なさったご子息の姿があった。

端正で面長な顔立ちの…。


好きだとかファンだとか そういう言葉では 括れない。

人は時代と共に生きるというけれど

本当にその通りだと思う。



随分前に Amazonで手に入れた 貴重な一冊。


高校時代 クラスに出回っていたもの。


あの頃の友達 みんなどうしているかなぁ

思いっきり「昭和」な一日だった。


世界中からやってきた観光客がごった返す四条大橋を抜け

河原町通りをぶらぶら歩いて帰ってきました。


Kちゃん ありがとうございました。

良い勉強になりました!!