あなた以上にあなたを感じる一枚撮ります

Take Your Light

写真家るっちーこと鶴岡です。

 

 

三脚買いました。

 

イエイッ。

 

 

この三脚、素材がカーボンで軽い。

段数は3段なのでデザインがスッキリしていていい。

 

三脚って数が多くてどれ選んだらいいかわからない、なんてあるあるなお話です。

実際ぼくも買うのに相当迷いましたし。

でもココだけは抑えておきたい。そんな三脚選びのポイントを紹介しますね。

 

 

 

■三脚は段数が少ないものがいい

 

三脚の段数は買うときに大切なポイントの一つです。

段数とは一本の脚にある伸びる箇所の数。

一般的な三脚なら3段~5段が多く、中には8段なんていうものもある。

 

段数が多いと何が便利って、縮めたときにコンパクトになるので持ち運びが楽。

普段使いのカバンにスポッと入っちゃうものもあります。

 

でも、正直ココだけなんですよ、段数が多いもののメリットって。

 

ぼくは段数が多いか少ないかなら少ない方を推してます。

三脚のグレード分けには一番上にある一番太いパイプが太さが使われていて、太ければ太いほど設置したときに頑丈になります。

このパイプの径が同じ場合、段数の少ない三脚は多い三脚に比べて

 

 

●下の段まで太いパイプだからよれにくい。

●部品点数が少ないから軽い、壊れにくい。

●伸ばす脚の数が少ないから設置がラク。

●お値段おてごろ

 

 

というメリットがあります。

では一つずつ見ていきましょう。

 

 

■下の段まで太いパイプだからよれにくい

 

段数の少ない三脚は、多いものに比べて地面に一番近い脚の太さが太いです。

三脚は一番上のパイプが一番太くて、下に行くにつれてどんどん細くなっていきます。

それは段数が多ければ多いほど細くなっていく。

収納するときに太いパイプの中に細いパイプを入れていく仕組み上、それは避けられません。

パイプの太さはそのまま剛性に関わってくるので、一番上が同じ太さであれば、段数が少ない方が最後まで太くて、設置したときにしっかりします。

カタログでいう耐荷重の数字が段数が少ない方が大きくなる。

しっかりしていれば花火や星空の撮影のようなシャッタースピードを遅くしたいときや、重いカメラとレンズを使うときにしっかりカメラを支えてくれます。

そうすればブレもなくきれいに撮ることができます。

逆にパイプが細いと風やカメラ内の衝撃(特に一眼レフのミラーショック)で微細にブレてしまうこともあります。

せっかくの瞬間待っていて、三脚に据えていたのにブレていたら、残念すぎて心折れてしまいます。

そのためにもカメラとレンズをしっかり支えてくれる三脚を選びたいです。

 

 

 

 

 

■部品点数が少ないから軽い、壊れにくい。

 

段数の少ない三脚は、多いものに比べて部品が少ないです。

なので立てたときの高さが同じであれば段数が少ない方が軽いし、上でも書いたようにより軽い重量で重いカメラをしっかり支えられます。

そして部品が少なければ、それだけ壊れる箇所が減ります。

軽ければそれだけ持ち運びも楽。

壊れにくければ長く使うことができて、買い換えのコストも抑えられる。

段数の少ない三脚は身体にもお財布にも優しい三脚です。

 

ちなみに今まで使っていた三脚は3段で20年使っていて、一度も壊れたことはありません。

 

 

 

■伸ばす脚の数が少ないから設置がラク。

 

段数が少ないと、設置するときに脚を伸ばす回数が減ります

ササッと素早く設置ができます。

三脚の脚を伸ばすときは「①固定ネジやレバーを緩めて、②脚を伸ばして、③固定ネジを締める」という作業をします。

その作業が3段なら各脚が2回ずつで計6回。

5段なら各脚4回ずつの計12回やることに。

段数が2段違うと倍の手数が必要になります。

同じ作業を何度もやるのがストレスな人、せっかちな人は絶対に段数は少ない方がいいです。

設置するだけでストレスになって、それを考えてしまって「持って行くのやめた、めんどくさい」となるでしょう。

簡単に手早くできるって、それだけでありがたいことです。

 

パイプの重いアルミ三脚であれば自重でパイプが落ちていくのでまだ楽なのですが、三脚全体の重さが重くなって持ち運びが大変になります。

 

 

 

 

 

 

●お値段おてごろ

 

段数の少ない三脚は多いものに比べてお値段が安いことが多いです。

それは二つ目で書いた部品点数の少なささから。

三脚を買うときは脚の他に三脚とカメラを繋げる雲台も必要で、別売りならそこでまたお金が飛んでくので、予算が限られてる場合はもちろん、予算内で多段のものに比べて一つ上のパイプの太さの三脚を手に入れることもできます。

 

 

雲台はネジ径が合えば流用できるので、脚だけ買って雲台はいままでのをそのまま使うのもアリです。

 

 

 

というわけで三脚を選ぶなら少ない段数の方がいい、の理由でした。

多段のものに比べて持ち運びの時に大きいというデメリットはありますが、逆に言えばデメリットはそこだけ。

撮ると言うこと、写真の失敗を減らす、という観点なら段数の少ない三脚が絶対にいいです。

ふだんあんまり絶対とか言わないし書かないけど、こればかりは絶対にいい。

収納サイズが少し大きいという点はありますが、それが許せる大きさであれば、段数の少ないものをぜひ選んでください。

持ち運びは三脚用のショルダーベルトや収納バッグが売っていますので、それを使えば楽になるし。

中には三脚を買うと一緒にバッグもついてくる製品もあるくらいです。

いい時代になったもんだ(ノД`)

 

これから暖かくなって、花を撮ったりするコトも増えてくるでしょう。

三脚使ってじっくり写真を撮る、これもまた楽しいですよ。

 

 

 


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