写真家ルッチーこと鶴岡です。



買い物の途中でかっぱに会いました。



動かないから撮りやすい(^^;


川沿いの遊歩道にいました。
遊歩道があるのは知っていたけど、
この場所にかっぱがいることは
今日初めて知りました。
しかも二匹も。



最近、カメラのセッティングを
いじっていたのですが、
ほぼ固まった感じがします。
この試行錯誤の中で何百枚と
撮っているのだろうけど、
その撮っていること自体は
全く苦痛ではなくて楽しくて撮ってる。
撮ってる中で設定をいじっている
という表現の方が正しいかも。






元々、私は一つのことをこつこつ
長くやることが苦手でした。
(正確には、苦手だと思っていました)
小さい頃から「あんたは三日坊主ね」
と散々親に言われた覚えがあります。
「こつこつ」と言うと、
「努力」や「がんばり」が必要で、
それができないので
「自分は何をやっても続かないヤツ」
と思っていました。



「『こつこつ』ができない
自分は『ダメ』なヤツ」、

「がんばらなきゃいけないのに
がんばれない自分は『ダメ』なヤツ」

と責めていました。



なんでも長く続けることが正しい、
長く続けていればいいことがあるから
それを手に入れるまでの苦しさは
我慢しなきゃいけない、と思っていました。



ちょー、マゾ。
チョー、変態、私…(^^;



で、今日撮ってて
ふと思ったのは、
このセッティングを詰める作業って
ある人にとっては『こつこつ』の作業に
入るのだろうなということ。



自分にとってこの作業は好きで
やってることだから苦痛じゃないし楽しい。
そもそも作業だとは思ってない。
作業って「ゴールがある」イメージ。
けれども、写真を初めとする
「表現」というものにゴールはあるのか、
と思ったのです。
何より撮りたい写真のために
そのプロセスすら楽しんでいる感じ。




で、自分を振り返ってみたら
続いているものもあるのです。
カメラもそうだし、
アウトドアの活動・仕事もそう。
好きなことは「続けよう」という
意識がないから、
知らないうちに時間だけが
経っている感じです。
楽しくて続けていたら
何年も経っていた、という実感。




カメラもアウトドアも学生時代から
20年弱も続けているくせに、
「自分は飽きっぽい」なんて言ってた
バカモノだったみたいです、私(^^;





そう考えていると、
「楽しくてやってることは続いているのだなあ」
と腑に落ちました。
「自分は物事が続かないヤツ」
ではなかったのだと。
やりたいことを選んでやってたのだな、と。




そういう自分のやりたくないことの
「こつこつ」はイヤだけど、
自分が好きなことを楽しく
]続けるのなら全く苦痛でない。



もし、あなたが「物事が続かない」、
「飽きっぽい」と思ってるなら
本当にそうなのか疑ってみては?。
それは「やりたくないことはやってない」
ってことだけなのかもね。






ルッチーでした。


by サリィー