天気予報では終日晴天と出た日の早朝。

上弦の月が綺麗な夜空の下で出発したのですけど… 外気温計は9℃(笑)

防寒対策を疎かにした結果、途中で寒さに負けてしまった私。

 

日が昇るまで高速道路は耐えられんという事で、国道をトコトコと走り南房総方面へと向かいました。

しかし… 日が昇った頃には身体が冷え切ってしまい戦意喪失。

君津の山の中にある ”七里川温泉” へと進路変更。

 

3年ぶりの訪問です。

 

 

 

 

 

 

ん???

コロナ禍で暫く来なかった間に… 建物の壁にはペイントが施されています。 ここも都会の風に毒されてしまったのか???

 

 

 

 

 

 

一抹の不安を抱きながら中へ入ると…

竈に使う釜が乗った囲炉裏がお出迎え。

 

 

 

 

 

 

玄関を入った先の空間は… 昭和レトロの雰囲気は何も変わらず(笑)
 

 

 

 

 

 

帳場もコロナ禍前のまま… ひと安心。

 

…が、しかし!

Free wi-fi が設置されているではありませんか!

七里川温泉も時代の流れに乗って行くようですね(笑)

 

 

 

 

 

 

壁に張ってあるお品書きを見ていると… 腹が減っている事に気付いてしまった私。 チェックアウトの時間より前なので、宿泊客とは被らないだろうと判断。

炭火焼きの朝御飯を予約しました。


 

 

 

 

 

 

炭火焼き定食の事を考えつつ、ウキウキな気分で廊下の先にある階段を上ります…

 

 

 

 

 

 

硫黄泉、房総半島では珍しいんです。

しかも、昭和レトロな一軒宿で ”源泉掛け流し” なのは、七里川温泉だけなのであります(^_^)ゞ

 

囲炉裏の火を熾す薪を燃やす匂いと硫黄の香りが混ざった階段を上り、脱衣所へ… 半分壊れた洗面台がお出迎え(^_^)

 

 

 

 

 

 

硫黄泉なのでシルバーアクセサリーは外しましょう。。。

 

 

 

 

 

 

先ずは、蒸気で満たされた内湯に。

身体を綺麗に洗い流してから…

 

 

 

 

 

 

いざ、露天風呂へ✋

 

 

 

 

 

 

石階段を上った先には2つの露天風呂があります。 手前の湯船は適温で、奥の湯船は ”ぬる湯” になっています。

露天風呂の全景はこんな感じ ↓

 

 

 

 

 

 

屋根に掛かっているノスタルジックなランプもいい感じで残ってました。

 

 

 

 

 

 

「う゛ぁぁぁ~ぁぁ」 

 

湯に浸かる時、思わず唸り声を出してしまった私(笑) バイク風を浴びて冷えた身体に硫黄泉… 堪りませんな。

 

 

 

 

 

 

紅葉の景色はまだ早かった、などと考えている内にウトウト… ほんのりと額に汗が浮かんだ後に秋風で涼む事を数回繰り返し。

小一時間ほど、まったりとした時間を堪能。

 

露天風呂から戻ると囲炉裏には炭が熾されていました。

先ずは、ノンアルコール・ビールで乾きを癒しましょう。。。

 

 

 

 

 

 

遠火の直火で焦らずに…

脂が乗った大鯖を炭火でじっくりと焼き上げます。

 

 

 

 

 

 

大鯖がいい感じに焼き上がった後、牛ハラミの醤油漬けを焼き上げます。

 

風呂って体力使うんですよね。

露天風呂にじっくり入って涼むのを繰り返し。 空腹感が増していたので、ついつい 「ご飯大盛りで。」 と注文したら大変な事になりました(笑)

 

 

 

 

 

 

私的な話なんですけど、炭火焼き朝御飯は秋冬限定。

宿では通年で提供してくれてますが、春夏のツーリングでこれを食すと遠赤外線効果で身体の芯から温まってしまいダメージ大なのであります(笑)

 

この後は、チェックアウト客で慌ただしくなる帳場の邪魔をしないようにしながら大広間でゴロゴロしつつ食休み。

すると、帳場のお姉さまが新しいスタンプ用紙をくれました。

 

 

 

 

 

 

薄いピンク色にリニューアルされています。

こんな所でも時の流れを感じさせられますね…

コロナ禍前はオレンジ色でした。

 

 

 

 

 

 

ちなみに… 大盛り御飯、ちゃんと完食しましたよ✋

案の定、帰り道には眠気に襲われましたけど(^_^)

 

 

 

 

 

 

久しぶりの房総半島ツーリングは紅葉が始まる直前の七里川温泉となりました。

硫黄泉の掛け流しと脂の乗った大鯖を炭火で堪能… 何度来ても飽きない昭和レトロな温泉宿ですね✋

 

 

 

 

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それでは、次号で sei
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