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1996年に登場しました、APS(アドバンスト、フォト、システム)フィルムの生産が年内いっぱいをメドに販売を終了すると、富士フイルムが発表しました。
APSフィルムとは、「アドバンストフォトシステム」フィルムという1996年に登場した新システムフィルムです。カートリッジ式のフィルムで240mmフィルムです。現像後もカートリッジにネガが収納されて戻ってくるため、インデックスプリントとカートリッジを収納出来る「注文シート」が付いてきます。
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特徴は、C(クラシック) P(パノラマ) H(ハイビジョン)と3つのサイズが選べます。また、ネガ上ではフルサイズ(Hサイズ)で撮影されてますが磁気データーでC,P,Hのどのサイズで撮影されたかネガ上に入力されます。このため、焼き増し時にサイズ変更が可能になりました。
また、テレビでスライドショーが楽しめる機械も販売されました。
それから人気があったのは、「MRC」ミッドロールチェンジという機能です。
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なんと、撮影途中でフィルムの交換が出来るという画期的な機能で例えば室内でISO400などのフィルムを使って撮影していて途中で快晴の屋外などでISO100等のフィルムに交換できるという機能です。35ミリフィルムでは一旦巻き戻すと再度使用することが出来ず現像に出すしかなかったのが、なんと途中撮影のフィルムをカメラに戻すと撮影済みの部分をとばし未撮影のコマまで自動で送ってくれるという機能です。
難点は、ネガがカートりリッジに入って返ってくる為、かさばって保管しにくいこと、またインデックスなくなると何が写ってるかわからなくなることが難点でした。
またデジカメが主流になりフィルムの需要が激減した事などが今回のAPSフィルムの販売終了につながったと思います。
但し、ご安心を
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富士フイルムのAPSフィルム販売終了のお知らせ
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