【本日のインディオススメの一冊】

『日本人の9割に英語はいらない』-成毛眞(著) 
http://goo.gl/MiMm0W


挑発的なタイトル!全体に辛口トークな書籍だ。
ビル・ゲイツの片腕的存在だった成毛氏だからこそ許される(?)というか…
とにかく成毛イズムがトコトン炸裂していて痛快!

この本は英語に対しての、あなたの感性のリトマス紙になり得ると思う。
ちなみに私インディは、英語力向上については大いに奨励しまくっているんだけどね。
でもだからこそ、こういう視点を取り上げることは大切だと思うんだ。

さてさて、本書のポイントをインディなりにチェック。


1) 英語の勉強⇒一部商社マンを除く9割の日本人は、必要性にかられたときから勉強!でよし。

ズバリいうと、その時からでよい!と著者は言いきっている。
「備えあればなんとかでしょ?」
と、つっこみたいところだけれども、ばっさり成毛節にやられます。

実はその「備え」のために多くの金&時間&労力が浪費されている。
成毛氏はここに注目している!
「備え」のための学びではなく、実務経験を通して英語を学ぶべし。
なのだ。

たとえば、英語がペラペラなイメージがある、貿易に従事する人たちでさえも専門通訳を使うこともあるらしい!
とくに“ジェーンとマサオの会話”のような英語の勉強なんてもったいない!のだ。

しかし本書は巻末にいくほどに怪しくなる、まさにあまのじゃくな主張!
成毛イズムはいい意味で期待を裏切ってくれる。

英語学習に対してのアドバイスもしなくてならない、みたい。
英語を学びたければ?
やっぱりマンツーマンがいい!出来れば、少人数制であればある程良い!
そういえば以前に駅前留学もいいかもって、
あるテープ対談の中でもいってたっけ。


さてさて、本書の中で著者が最も強調した、と思われるのが読書力なのだ。


2)読書をすることが、国際感覚にとって大切!いや不可欠。

読書から得られる、様々な視点の織りなしを自分の意見としてまとめる力。
こういったロジカルな思考力こそが国際社会において求められる。
だからこそ、本を読め国民よ!なのだ~!!

…にもかかわらず本離れが進むことに対して、何をやっているのだと著者は一喝。
実際にインディもそれは感じている一人である!
「ネット社会だから、本に載っている情報なんて検索したらいいじゃない」
って、声もあるんだけど。。。
でも、じゃあその情報のソースってどこから来るの?
と思う。というか、ネットの情報だけで賢くなった人って会ったことないです。
やっぱり賢い人はなんだかんだで読書してます。

ってことで一次情報=読書こそが、
一個人としてしっかりと情報化社会の中で独立出来る資質ではないか!
とインディは改めて思ったよ。


でもその場合、例えば全米である話題本があったとして、
洋書で読むべきか?翻訳したのを読むべきか。
悩みますよね。しかし成毛さんのスタンスは。。。


3) 翻訳本でいいじゃん!なのだ。

むしろ、ときにやりすぎる(?)翻訳は日本文化のお家芸なのです!
その凄さは本家を超えるほど。
例えば、ある哲学書についてなのだけど、
原書・洋書は約200ページだけど、翻訳本は300ページ!と1.5倍も平気で増量したりしている!
専門書についての問われる学説の整合性についても、
翻訳側サイドがその学説の裏付けの検証を行うために取材を敢行するなど、
“翻訳”というよりも“監査”の域にまっでいっちゃったりもするのだ。
実際に皆さんよく御存じ、
ピーター・ドラッカーのも原書・洋書と翻訳本では厚みが違う。
翻訳の文化にたずさわる方々への愛もひしひし感じるのだ。


成毛イズムに痺れてしまう、オススメな一冊です!
【本日のインディオススメの一冊】

『メイク・スペース』-スコット・ドーリー、スコット・ウィットフト(著) 
http://goo.gl/9TUS3


この本は、「イノベーションが起こるための場づくり」がテーマ!
『発想ってどこから生まれるのだろう』
『その為に何を工夫することが最善なのか?』
なんて疑問に対して応えてくれるのが本書なのだ。

本書では様々なトライアンドエラー(?) を性懲りもなく繰り返しながら、
理想の発想の場とは何かを検証し、その回答を導き出していく!

横長の分厚いビッグな本なので、これ読んでると電車の中で目立つんだなぁ。
内容もオールカラーで、値段もそこそこするんだけど、
ページに入っている文字数は少ないので、絵本のように眺めて読めます。

本の中にある一つ面白い事例として、
ディスコスタイルの立食型vsボックスのなか砂場で子供が遊ぶような、中で密接に座るスタイルの対比があったのだけどね。
果たしてブレインストーミングで効果的なのはどちらか?!
という対比の事例。

インディ的にはやっぱりリラックス出来る後者かなってなんとなく思うんだけど、
じつはディスコスタイル・立食型のほうがブレインストーミングでのアイデアが活発らしい。

密接して座ると人はちかくの相手に対してのストレスを感じてしまうらしく、
発想どころではなくなってしまう。
快適に感じる“パーソナルスペース”に影響しちゃうのだ!

一方で、立ちっぱなしの場合は常に流動的で自然発生的にグループが、
それこそアメーバのように出来ていく。
よくよく考えると、じっと立ってるって苦痛だ!
だから動きまわるのに加えて、話してないとなんとなくバツがわるいというか。

だって黙って座っているのはサマになっても、だんまりで直立ってちょっとね…
って人間心理、いわばちょっとした認知的不協和が働く!
体が動くことで会話力も刺激される!
みたいなこともフィードバックされたのかなと。


それらを踏まえた上で、アイデア、イノベーションを刺激する空間とは?ということをまとめると…


1)“部屋を落ち着かせないこと”に尽きる
のではと。インディは感じました!

言い換えればオフィスを安定させないことにあると。
アメーバのように配置から生まれる間取り感覚に変化持たせ続ける。そのためには、
移動しやすいように、オフィス家具に対しての工夫が大切。
たとえば滑車をつけるとか!
これは従来の考え方とは異なるかもね。
「ぐらぐらしないように」から、「ぐらぐらしていいじゃない!」へのパラダイムシフトです。


2)緊張&緩和づくり!

オフィス全体の間取りを、個人個人で仕切るのは場の交流がとだえる。
といってオープンに、あまりあけっぴろげにするのも、かえって個人が閉じてしまいがち。
やっぱり他人同士が近すぎると警戒心が働きやすいのでね。
そこで、ちょっと隠れ家的な最小限の敷居を置くことが、
緊張を緩和のバランスに働きかける。このバランス感覚こそがイノベーションの肝。

3)それとホワイトボードは大推奨なのだ!

部屋にホワイトボードがあると、そこがひとつの司令塔として機能する。
それも、いちいち書いたことを消す必要なんてない。
関心事の詰まっている情報は放置状態にした方がいい!
ホワイトボードの走り書きって結構、魂が入るというか、情熱がほとばしるわけ。
それこそマインドマップ的に、アイディアが放射状に無限に膨らんでいくイノベーション体験がお手軽に出来ちゃう。
そんなに値の張るものじゃないし、是非置いた方がいいアイテム。


「中身を変えるにはまずは外見から」
ということで、たまにはこんな本もいかが?とインディがオススメしたい本です。

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【本日のインディオススメの一冊】

『住まいの解剖図鑑』-増田 奏(著) エクスナレッジ
http://goo.gl/nR9HG


今回は実用書を紹介させて頂きますが、
「仕事に役立つ実用書」ではなく、「生活に役立つ実用書」でございますよ!
多くの人にとっての“人生最大の買い物”住宅についての書籍だ!!

この本全体には住宅を広々演出するノウハウがつまっている!
さらに、高さにもキチンと配慮し、高く見せる工夫~高さを揃える工夫、そしてときに大胆に低くしてしまう工夫も。

というか…いまほとんどの日本住宅は洋風なんだよね!
にもかかわらず靴を脱ぐお座敷文化はいまだ健在。
とまぁ、そんな日本のカオスな住宅は世界の中でも変態的なのだ(笑)
この独特な文化に対して独自の視点で切り込んだアイデアが本書には満載。


◆さてインディ個人として、とっても心の琴線に響いたのが、
本書で紹介されている「階段」の概念。

ここであなたに質問!

『階段って上がるものか、それとも降りるもなのか?』

もちろんあなたは
『そんなの両方だよ』
って応えると思う。というか、そうでないと困るでしょ?
エスカレーターじゃないんだからね。

ところが!ズバリ階段は「登るもの」として考えたときに見えてくるものがある。
だから本書では登ることをコンセプトにしている。
登り心地って何か?
それすなわち「高さ」に対しての視点なのだ。
けれども階段は降りるものと考えればそこには高さは見えない。
だからこそ、「登るもの」として考えてみよう!というわけ。


とまぁ、そんなようなロジックがこの本にはぎっちりで目を見開かされる。
なのに、解説のためのイラストがとぼけていて、
マジメな記述に柔らかさを演出させていてグッドな書籍!

『犬は水平に、猫は上下に』
という言葉があるけれども(カーサブルータス83号より)、
人間工学に独特の癖を当てはめて3次元空間を思い知らせてくれる階段は家の中でも、
広がりのキーポイントなのだ。


◆ほかにも、靴脱ぎスペースである玄関。実はここがほっとする場所・ホットポイントなのだ。
まさに家を好きにさせるポイントとは
“玄関で靴を脱いだ時にほっとできるか否か”
とインディは思った次第である。
玄関という、外界から自宅へのスイッチをいかにHAPPYにするか。

ところがどっこい、案外、玄関というのはリビングとかに比べて粗雑に扱われがちだ。
なぜか?
それは履物に対しての日本人独特の汚れイズムがあるからなのだ。
靴を脱ぎなさい!汚いものは意識から外す!
それは日本文化の美意識でもある。

ここでちょっとカミングアウトさせてもらうと、私はかつて家をホテルみたいに
土足OKにしないかと嫁さんに提案し、無残に却下されたことがあるのだ。
そんなこんなに座敷文化に疲れ果てて(わがままなだけ?)ブーツを履くのをやめてしまった。
若いころ集めたレッドウィングのコレクションはいまだ押入れで眠って、
プレミアム(不毛な期待感を込めた)に向けて冬眠中だったりするんだよねぇ~。。。


…さて、話は戻ります!
靴を脱ぐ時の姿勢を意識することが、玄関でリラックス出来るようになることへの配慮なのだ。
玄関で靴を脱ぐほっとする瞬間のあのスペースはイスのように計算されるべきなのだ。
イスのように座り心地が良いかどうか?
是非意識してみると「この家が好き!」と思える&思ってもらえるホッとポイントに変身するのだ。


◆そして、女性の方は必見の、ダイニングテーブルとキッチンの高さの整合性はやっぱり見過ごせないよね。
じつはこれ、たいてい合ってなかったりする。
だから、食卓のぎくしゃく感を知らぬ間に演出してしまっている!
プチリフォームとして、この辺りは気軽にできるのではないか。なんてインディは思った次第。

キッチンとダイニングテーブルの高さを揃えると見えてくる、統一感。
ダイニングに続いているリビングの一体感はそれこそ、食事を作ってくれる人との共感性を団らんしてくるではと。


あなたも是非本書を手にとって、感慨深く住まい(マンションも含めて)を眺めてみては。


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