「プロレスも反則がなければ面白くない」
本題が何であったかは忘れてしまったが、学生時代の指導教官が話の締めくくりに言った言葉である。・・・今でも法学部の学生は習うのであろうか。砂川事件の第一審において、日米安保に基づく、アメリカ軍の日本駐留は、憲法第9条の戦力保持に当たり憲法違反とした、いわゆる伊達判決で有名な伊達秋雄の言葉である。退官後、教授になりご指導を受ける機会を賜った。大変緻密な論理を展開される人であったが、豪放磊落な部分もあり、熱中して話されるその姿は、あたかも舞台の上で剣を持って乱舞をしてる人を見ているような迫力があり魅了された。確かにルールを遵守する礼儀正しいプロレスなど面白くない。少々反則技も必要だろう。人生のテーマを与えてくれた言葉である。