結構好きだったので、現役引退は残念ですね。
あのアルビノ一族は、珍しい真っ白な馬たちですが(普通の葦毛は地肌は白くないです)、脆弱そうに見えるのに意外に足が速いというところがまたよかった。
ブチコさんも、白い毛をなびかせてゴールに駆け込む姿がなかなか綺麗でした。
しかし身体が柔らかいのか、ゲートをなんとか抜け出そうとしてしまうのが今回の引退につながったわけですが。
海外はどうだかわかりませんが、日本競馬はゲート難の馬はわりにいるように思います。
何しろ狭いし、中にいる時間が長いし、隣が近い。
他の馬が入り渋ったりすると、その時間がさらに長くなる。
ゴールドシップもゲートが大嫌いで、よくトラブってました。
競馬の本質からいうと、ゲートはあくまでスタートで、走るところが本命なので、もうちょっと馬に優しいゲートって作ってあげられないもんかと思うところがありますが。
人間だったら我慢するところも動物には無理な部分があります。日本の技術だったら絶対にできると思うのだけど、新しいゲート。
馬は特に記憶力がよくて、トラウマとかも絶対忘れないので、ゲートテストを続けること自体が動物虐待に当たる可能性もあるんじゃないかなと。
今回の引退を機に、JRAには考慮してほしいところです。競馬ファンの人は走る馬を見に来てるのであって、ゲートを見に来てるのではないのだ。
精神面も含めて、ブチコさんお疲れ様でした。生で走るところを一回見たかったのだけどな。