「誕生、家族、そして遺影」
Best Portrait
ホームページ立ち上げました。

何回か写真をアップさせていただいています。
関西在住のモデル刹さん。
今回の企画にあたって、

撮った時間もバリーションも含め一番多くシャッターを切らせていただきました。

コンセプトが
「明るい終活」
とは言う事で、楽しい明るく健康的な写真(ホームページの宣伝用ではそれでかまわないのだが)は確実に必要でありました。
しかし、気をつけないとただの、モデルさんの可愛いだけの写真になってしまう危険性がありました。
その辺のバランスは、今回モデル募集に応じて下さった皆様は流石に心得て下さいました。
頭の回転が早いと言うか、何ていうのかな・・・
死を意識したアーティスト同士、その美意識までも共有する事が出来ました。

実際、ホームページの宣伝用の写真は撮影の中でもきわめて健全的な写真をセレクトしてあります。
もし、将来的にホームページの宣伝ではなく、アーティスト同士の共同作品としての「遺影」を発表するときには、もう少し違う写真を用意しています。
この辺に関しては、又の機会に書きたいと思います。

もちろん僕としては「遺影」なので「死」を「イメージする」写真も撮りたかったし、撮って行きたいと思っています。
つまり「明るい終活」は結構な事ではありますが、写真作品としては「ネガティブな死のイメージ」をも、捨てると言うか無視する訳には行きません。

その辺の微妙なところを理解し
「死のイメージ」
を表現してくれたのが、モデル刹であります。

「線路」
自体に現世からの旅立ちがイメージされます。
ネガティブで言うならば自殺のイメージも含まれますね。
天国、または地獄への道でもある訳です。

笑ってもいない。
ましてや泣いてもいない。
視線も定まらない。
なんとも不思議な僕のお気に入りの
「遺影」
作品です。

モデル 刹
2011 南雲賢撮影

   人気ブログランキングへ 

フェイスブックとツイッター始めました。
南雲のフェイスブック 
南雲のツイッター 

僕の撮った写真は、サイト「フォトナ」で観ることが出来ます。
そして、掲載されている5000点以上の全ての写真・イラストを無料でダウンロード、皆様に使用していただくことが出来ます。
「フォトナ」サイトは、こちらからどうぞ。
http://www.photona.net    
「フォトナ」のグルっぽを立ち上げました。
http://group.ameba.jp/group/5kEroXCV5Iy8/ 
皆様のサイトへのアクセス、そしてグルっぽへの参加、お待ちしております。