僕は舞台演劇をほとんど観た事がない。
若い頃に歌舞伎は何度か通って他には、親の付き合いで三越劇場に何度か・・・
その位しか記憶にない。

続けて二度、公演を観てきた。
一つは、友達の瀧下涼さん主演の舞台。
瀧下さんは、戦場カメラマン役。
主役が決まって直ぐに僕に会いたいと連絡が入った。
彼は実際のカメラマンの僕の話が聞きたかったのだろう・・・
カメラマンは人間である前にカメラマンなのだろうか?
それともカメラマンである前に人間なのだろうか?
そんな話をした。

舞台では戦場で銃撃によって重症を負い、療養する滝下さん。
時空が交差する。
カメラマンとは?人間とは?
彼を取り囲む仲間も加わり
「人間」
を浮き彫りにさせて行く。

観客は滝下さんになり、またその友達の役者に自分をダブらせる。
演劇って面白いね。

もう一つは、女優の桜田聖子さんが主演する舞台。
桜田さんは、こちらでもたまに書く「ゲゲゲの女房」に出版社のキャリアウーマン役で出演されていて、僕はその時からのファン。
その後、桜田さんとはフェイスブックで「友達」登録をしていました。
舞台はサスペンスっていうのかな?
ダンスも歌もあって二時間半の長い公演だったのですが、あっという間に終わってしまうほど、楽しかったです。

過去の記憶を失った桜田さんは、催眠術で自分の過去を垣間見る。

そしてこれも又、時空が交差する。

人間が
「不安」
な存在であることは、間違いない。
何故ならば未来が見えないから。

だから人間は、自分の現在の立ち位置を確認する。
その為にには、自分の歴史、過去を振り返る。

瀧下さんも桜田さんも、見事にそれを演じ、過去を正面から見、自分の立ち位置を確認する。

そしてそれを観客に投げかける。

役者って面白いね・・・

写真は滝下涼さん、舞台が引けて、南雲撮影



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