Skate America 2022 | koshilog

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フィギュアスケーター:島田高志郎選手を応援しています。
島田選手の試合結果などを「log=記録 」していければと思っています。
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Skate America 2022

 

リザルト

 

2022年10月21日 ~ 2022年10月23日(21歳 大3)

ノーウッド,マサチューセッツ州 / USA

Norwood, MA / USA Tenley E. Albright Performance Center

 

 

Senior Men 9/12(s12,f5)

Points 215.12/62.54/152.58

 

 

SP 62.54/28.69/35.85/-2.00

「Sing Sing Sing」振付:ジェフリー・バトル

 

1 4S 

2 4T< +COMBO F

3 FCSp3

4 3A F

5 CSSp3

6 StSq2

7 CCoSp4

 

 

 

 

FS  152.58/77.29/75.29/0.00

「City Lights(Chaplin Medley)」振付:ステファン・ランビエール

 

1 4T

2 3S 

3 3A+3T

4 3Lo

5 StSq3

6 FSSp4

7 3A+1Eu+2S

8 ChSq1

9 1F

10 3Lz+2A+SEQ

11 CCoSp4

12 FCCoSp4

 

 

 

 

 

Golden SkateのTwitterより、ショート、フリー後のコメント

 

 

 

 

 

Inside Skatingの感想が温かい。

 

 

 

 

 

 

 

試合のわずか1週間前に出場が決まったSkate America。

試合の機会が増えるのは嬉しいですが、短い準備期間で本番を迎えるというのは難しいものですね。それをつくづく感じた大会となりました。体の調整、心の調整、靴の調整、スケジュールの調整…… 見えないところでの大変さもたくさんあったのではないかと思われます。

 

現地入りした直後の公式練習後のコメントは棄権となった鍵山優真選手を慮りつつ、試合の機会を得たことに意気揚々としている印象でした。

しかしショートプログラムでは3つのジャンプ全てミス、それもコンビネーションジャンプの最初の4T転倒で後ろの3Tがつけられないという最悪のパターンを含んだミスでした。スピンステップでも取りこぼしが複数ありました。自己ベストより30点近く低い62.54、最下位の12位で翌日のフリーを迎えることになってしまいました。

テレビ朝日で放送されたフリー後のインタビューで「ショートがすごくダメで、自分自身落ち込んでしまった夜だったんですけど」とその日の夜のことを語っていました。「今まで自分がやってきた頑張ってきた結果がああだったんならもう仕方がないときっぱり受け入れて、フリーは全く新たな気持ちで臨むことができました」と。気持ちを切り替えることは簡単ではなかったはずです。

 

そして臨んだフリー。1番滑走。ベストな演技ではありませんでした。最初の4Tは何とか堪えましたが、GOEはマイナス。4Sの予定は3Sに、3A+1Eu+3Sは+2Sに、3Fの予定が抜けて1Fに。しかし丁寧で美しく表情豊かな演技でした。TV画面からも会場が優しい空気に包まれているように感じました。堪えた4Tとパンクした1F以外のエレメンツはGOEがプラス。スピンは3つともレベル4でした。

152.58 …2019年のジャパンオープンで出した153.37以来の150点越え。ジャパンオープンの得点はISUの公式記録ではないので、フリーのパーソナルベストを更新したことになります。やっとフリー150点の壁を越えることができました。

上位陣とは大きい点差はあるもののフリーは5位。しかしショートの出遅れが大きすぎて総合では9位。ポイントがつくのは8位までなので、そこもあと一歩及びませんでした。

今回の大会では結果を出すことはできなかった。でも替え難い経験がたくさんできたのではないでしょうか。辛い経験、悲しい経験、嬉しい経験など全てが栄養となって、美しい花を咲かせてくれる日が来ることを信じて待っています。