「写団ふくしま」写真展
多くの方にご来廊いただき、おかげさまで盛況裡に終えることができました。
誠にありがとうございました。
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今年の夏は、暑さはすごかったんですが、晴れ間が少なかったように思います。
8月の末には、のろのろ台風で日本全体がかき回された感じでしたね。
今日はちょっと渋いかも。
江戸時代末から明治時代にかけてすばらしい彫刻の作品を残し、日本のミケランジェロともいわれる石川雲蝶の縁の寺である永林寺にその彫刻を見に行ってきました。
魚沼市の案内から・・・・・・・・・
本堂再建の際、当時の永林寺住職弁成和尚と石川雲蝶が賭けをして、雲蝶が勝ったら手間代をはずむ、負けたら手間隙惜しまないと約束し、見事和尚が勝利した事で雲蝶の代表作とも言える様々な彫刻が施されました。
彫刻には13年の歳月がかけた100点余りが製作されたとされ、中でも本堂外陣廊下欄間の「龍」・「鳳凰」。内陣の「鳳凰」。位牌堂欄間の「天女」。欄間の「小夜之中山蛇身鳥」などは、見事な透かし彫りと極彩色で着色されており、芸術品としての価値を高めています。石川雲蝶は絵画の才能も豊かで永林寺の欄間には、「梅に雀と山雀」・「錦鶏」・「鶏」・「太陽と鷹」や「源頼政の蛇身鳥成仏図」の天井図などが描かれています。
雲蝶作品の最大の所蔵寺であり、国際的にも高い評価を得ています。
永林寺の外観です。
以外に質素な感じ。
本来の入り口で、その上にも彫刻が。
内部はすべて撮影は禁止です。
欄間に彫られた素晴らしい彫刻の数々、画像は魚沼市のHPからです。
実際に目で見ると、西福寺でもそうでしたが、その立体感・リアル感には圧倒されます。じっと見ていると色香さえも感じ取ることができます。
得意の龍ですね。
何層にもなって彫られています。
古美術品鑑定家の中島誠之助氏が初めて見た時、感嘆のあまり「これは日本のミケランジェロだ」といったそうです。
天女です。
当時は「目細、鼻高、桜色の肌」が美人の条件だったらしく、更にふくよかさがあります。また、これは当時の雲蝶があこがれた女性を思って彫ったのではないかともいわれているようです(しかし当時雲蝶は妻子がありました)
孔雀です。
石川雲蝶が新潟に残した作品は1000点近くあるんではと言われています。
(西福寺はすでに紹介済み)
五泉市の中山神社においても拝見することができます。
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