写真上達!色かぶりを学び、写真上達! | 写真上達プロカメラマン写真撮影テクニックとヒント

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写真上達!色かぶりを学び、写真上達!

写真上達シリーズです

読者の方から、
色かぶりを狙ってする方法はあるのでしょうか?
という質問をいただきました

色かぶりとは、光の影響などで、
写真が本来の色ではない色に写ることです

実際に、人間の目で見たときには認識できないようなレベルでも、
光で画像を作り上げるカメラでは、
細かな光の影響を受けます

色かぶりは、フィルムカメラでも
デジタルカメラでもおきます

光の種類には、太陽光、蛍光灯、電球などがあり、
さらに太陽光でも夕方、曇りなどにより変わります。

また、室内では、窓からの太陽光と蛍光灯などの人工光の
ミックス光という状況もよくあります

デジカメの場合、ホワイトバランスによって、
その時々の撮影状況に合わせて、
光源の種類の設定をすることにより、
色かぶりをふせぎ、本来の色で撮影することができます

光には色温度というものがあり、
それにより色かぶりが発生します

ホワイトバランスや色温度については
色で勝負!ホワイトバランスを学び、写真がレベルアップ!!
http://ameblo.jp/photojack/entry-11033807116.html


さて、今回はあえて色かぶりした写真を撮影するのが狙いです

まず、一番簡単な色かぶりの仕方は、
色のついた光を当てることです

その逆が
ホワイトバランスをあえて違う設定にしてみることです。

たとえば、晴天の昼間に蛍光灯のマークの
ホワイトバランスにしてみるとか

設定によって、びっくりするくらい青くなったり
黄色くなったりしますので、調整してみてください

次に、ストロボ光を色のついた天井や壁、
いろ紙をはったダンボールなどに反射させて撮影する方法も
色かぶりした写真を撮影することができます

反射させる壁などの色により変わりますし、
さらにストロボ光の強さを調節することで微妙な色の変化も変えられます

他にも、透過性のあるカーテンなどからの光だけで
写真を撮影してもかなり色かぶりします

あとは、ストロボ光に色フィルターをかぶせて撮影するとか。

懐中電灯に色フィルターをかぶせて、
それを被写体に当てても、
おもしろいかもしれませんね

まあ、可能性は無限大です。
いろいろ試して、遊んでみて下さい