2013年5月号、月刊「潮」で取材したものです。

昭和7年鉄道省観光局が外貨獲得と海外の観光客誘致の為、日本各地にホテルを建設されることになった。

 雲仙は豊かな自然と良質な温泉が湧くことから、外国人に浸しまれる事で選定された。ホテルは当時の最新設備でスイスシャレー様式を取り入れ、山小屋様式を用いた。豪華絢爛なデザインで当時では近代設備が整った建物がなかった。