お世話様でございます。写真館経営コンサルタント 井口です。
年初に「潮目が変わる年」という内容でブログを書かせていただきました。
「何かおかしい」、「もう記念写真は撮られないのでは」などと感じられている写真館経営者もいらっしゃるのではないかと思います。
このようなお話も聞くことも増えました。
ご支援先様とは、「23年、24年は写真館にとって潮目が変わる年」とお話して、いろいろなことを取り組んでいます。
潮目が変わると予測した背景にあるキーワードが以下です。
・主たる客層の育ってきた時代=就職氷河期に社会人になった人の子、孫
・買い物の仕方の変化
=ECの利用の仕方→買い物する時間、商品の選び方→急がない、自分の都合の良い時
=予約の間際化、WEB予約する時間、店の選び方・個で選ぶ
・カメラマンマッチングサイトの登録数が少ない地方でもロケ
=記念写真に対する意識の変化
・記念日に優先すること=お客様は家族の大切な時を過ごしたい
→過ごす空間の提供・滞在している間の心地よさの提供
・デジタルツールの加速度的なバージョンアップ
そして、「潮目が変わる」=「人口減少の前に写真館の客数が減る」
こんなことが予測されていたので、総合スタジオとして対応している記念日について、
売上構成比が0(ゼロ)を0.5に、0.5を1にということから取り組み始めました。
最近、業界内でも増えているペット専門フォトもその一つです。
何かを始めるにあたり業種属性で始めやすいことなので、0(ゼロ)を0.5に、0.5を1を着手しました(前回のブログもご参照ください)。
そして、平行して進めなければならないことが、顧客属性・技術属性で第二創業の発想で新たなビジネス付加です。
社員がいらっしゃる写真館様、まだ就学中のお子様をお持ちの写真館様、
自社に関わる方々の未来も考え、危機感をもって次の取り組みを考える時期にきていると思います。
不定期に開催する「写真館経営課題相談会」でも、今回のようなことでのご相談が増えています。
少しでも遠回りせずに精度よく進めるには、確認をすることも大切です。
その際には、ぜひご連絡ください。