斎藤千菜津です。
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先日
父が88歳になりました。

88歳といえば米寿。
そういえば父方の祖父の米寿は
親戚みんな集まってお祝いしたのです。
その翌年に祖父は亡くなりました。

お祝いするとお迎えが来てしまうようで
仰々しくお祝いするのは
嫌がるだろうと思い
普段の延長のような感じで良いかなと。

ちょうど娘たちが
帰省していたタイミングで
実家に行ってきました。


今だから話してくれたこと

夕飯の買い出しに
母と娘たちと4人で出かけて

車内で
母は今だから話せる愚痴を。

父は
子育てにはあまり関わらないほうでした。

母曰く
理由はおそらく
子どもの扱いに慣れておらず
どうして良いか
わからなかったからのようです。

5人きょうだいの末っ子だった父は
兄姉に面倒みてもらうのが普通で
自分が面倒みるということを
あまりしてこなかったのではないかと。


私が小学生の頃
運動会はいつも母が観にきてくれました。
父は一度も観に来たことがありません。

それなのに父は
孫の運動会は
毎年観に行っていました。


当時
隣近所のお宅が旦那さんも一緒に観に来ていたり
同居の祖父母も来ていた家庭もあったので
我が家は母しか観に来ていないということに
辛い気持ちでいたのだそう。

私は
母がそんな辛い気持ちでいたとは
全く気づきませんでした。

母が観に来てくれていただけでも
嬉しかったし
父が来なかったことはいつものことで
そういうものだと思っていて
隣近所と比較したりもしませんでした。


そんな母のワンオペ子育てで
もし私や妹が寂しそうにしていたら
母は自分が周りから責められるのではないかと
私たちが悲しそうな顔をしないことに
注力していたそうです。

ちなみに私は非常に泣き虫な子どもでしたが
それは母のワンオペ育児とは無関係で
単にそういう感性の持ち主だっただけ。


そんな話を初めて母から聞いて
運動会に父が一度も観にこなかったことを
私は一度も寂しいと思ったことはなくて
むしろ母が毎回観に来てくれていただけで
充分嬉しかったと話したら
母は安心していたようでした。


父へのプレゼント

そんな父ですから
家族の誕生日や結婚記念日を
お祝いを自分から企画したことはないです。

そんな家庭で育った私自身も
お祝いするとか
プレゼント選びは苦手なほうです。


父にプレゼントをあげた事も
あまりありませんが
今年は妹と相談して
シャツを買って来ました。

父に渡したら
子どものように
無邪気に喜んでくれました。







 
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